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国際バカロレア

なぜ「国際バカロレア」なのか | 第4回 大学編

2016.03.25

  • 国際バカロレア(IB)
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早稲田大学 桑原 ゆい子(くわはら ゆいこ)さん

早稲田大学 桑原 ゆい子(くわはら ゆいこ)さん

シンガポール Dover Court International School(6~14歳)
→United World College of South East Asia(14~17歳)
→早稲田大学 国際教養学部

「生まれてから18年間日本での生活経験がなかったため、日本語の勉強・日本の文化について理解を深めたいという思いで日本の大学を志望しました。国際的な視点を身につけながら、継続して英語力の向上を図りたかったので、国際教養学部へ進みました」

「私にとってのIB」
IBDPをとることは、自分の能力を最大限に生かすための「パスポート」のようなものです。世界中に選択肢が広がり大学進学に有利だと思います。
自分の興味のある分野を、「勉強しなければ」という義務感ではなく、「勉強したい」という意欲を持って 深く学べたことが何よりの財産でした。
IBで学んだ内容と、大学で勉強している内容に共通部分が多く、理解を深められています。先生との距離感もとても似ているので、大学生活が非常にスムーズでした。
IBDPの一部であるCAS※は、日本でいうボランティア活動のようなものだと思います。活動内容は自分で選ぶことができ、私は老人ホームのヘルパーや、親に恵まれない子どもたちのデイケアをしました。
TOK※は、与えられたテーマを調べた上で、ディスカッションやディベートの形で、自分の知識を広め、深めていく授業を行います。大変多くの内容を議論しましたが、その中でも「医療の発展のためにネズミやウサギを使った動物実験を行うことの是非」や、「中絶は認められるべきか、否か」といった少し重いテーマですが「生」に関する内容の議論が印象に残っています。

※CAS=Creativity, Action, Service(創造性・活動・奉仕)、TOK=Theory of Knowledge(知の理論)

①6才から、インター校で。

②自分の勉強したい科目を選択できること、また興味のある内容を深く勉強できたため。

③アートの授業では、アイディアを出すところから作品の完成までにたくさんの時間を要するため、他の教科の勉強とのバランスをとることに苦労しました。その反面、心理学とアートの授業は日本の高校では触れない内容を深く勉強でき非常に充実していました。

ハイスコアを取るために心がけたこと。
■ 各課題で良い成績をとれば、それだけ進学先の可能性も広がると信じ、努力すること。
■ エッセイとTOEFLで高得点を目指すこと。
■ 学びで刺激し合える友人をたくさん作ること。

Q. IBDPの選択科目とその理由は
HL:Visual Arts, Psychology, French (B)
SL:English, Statistics, Environmental Systems and Societies

Visual ArtsとPsychologyは中学から興味があり、成績も良かったのでHIGHERで、フランス語はIBDP以前から学習していたので選択しました。ESS は、地理と科学の両方を学べる UWC独自のカリキュラムで魅力を感じました。

Q. 工夫された学習法は
与えられたタスクは、後回しにしないようにすぐに取り組むこと。また、各科目の勉強時間の配分を事前に決めて計画的に毎日の学習に取り組みました。英語の読み書きだけでなく、自分の意見を英語で発信する機会をたくさん訓練し、経験値を積むことがとても大切だと思います。
毎日の宿題や予習、レポートの量が大変多いので、時間を自主的に管理できるようになる必要があると思います。

Q. 大学入学までのタイムライン
IBDPの1年目(日本でいう高校2年生):学校内で開催される進学説明会に参加し、興味のある大学を自分でリサーチ。
IBDPの2年目(日本でいう高校3年生)1月:9月入学の試験の結果や学校の成績を提出。
同 3月:合格通知を受け取り、入学を決意。

Q. 今感じていること・現在の大学生活について
大学では、美術、音楽、心理学といったクリエイティブな学問を中心に選択して勉強しています。授業は週10コマ(1時間90授業)とる他、授業時間以外では、図書館やカフェで毎日3、4時間程度勉強しています。アルバイトは週に2~3回(1回4~5時間)と、歌手を目指して歌のレッスンにも通い充実した日々を過ごしています。

取材協力:国際バカロレア機構、EDUBAL

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