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日本の中等教育の挑戦

中等教育の挑戦 茗溪学園中学校高等学校 ~世界で活躍できるグローバル人材育成のために~

2014.06.25

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グローバル化の波が押し寄せる現代。世界で活躍できる人材を育てるために、日本の中等教育のあり方も大きく変わろうとしています。日本が世界から取り残されないよう、次世代の教育に奮闘する各校の取り組みや独自のプログラムを、現場からシリーズでご紹介します。

 茗溪学園は、現在の筑波大学の同窓会である「茗溪会」が設立母体で1979年に創立されました。国際的な科学の街「筑波研究学園都市」の地の利を生かし、創立以来海外生受け入れ校として帰国生の支援に取り組むと共に、国際教育に力を入れてきました。今後は更なる進化をとげ、日本式の教育と海外の良質な教育の融合を目指す挑戦を続けていきます。

文部科学省指定「 スーパーグローバルハイスクールアソシエイト」校

 文部科学省が、国際的に活躍できるグローバル・リーダーを育成する高等学校等に指定する「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」のアソシエイト校※に指定されました。国内外の大学や企業、国際機関等との連携により、 以下のような質の高い教育内容に取り組んでいます。
※SGH事業をより多くの学校に広めていくために、SGH事業を踏まえたグローバ
ル・リーダー育成に資する教育の開発・実践に取り組む高等学校等が指定された。

★ 筑波大学プログラムへの参加
 SGHアソシエイト校に指定されたことで、筑波大学と下記の連携プログラムに参加することが決まっています。
◎ Appropriate Technology(適正技術講座)
 途上国の人たちが生活で必要なことを見いだし考案したものを実際に提供する、「イノベーション起業」を促進するプログラム。英語での講義。
◎ ヒューマンバイオロジー学位プログラム
(博士課程教育導入プログラム)
 全学部生が受講できる「国際リーダー育成」を目的とした内容。

★ その他、国際交渉力強化プログラム、英語模擬国連への参加
 国際問題の理解を深め、会議の作法、ディベートの戦術を英語で学ぶ。授業ではディスカッション形式で実践に重きをおく。

時代に応える革新的なプログラム

★ 国際バカロレア ディプロマプログラム(IBDP)実施予定
 (2017年度開始予定)
 帰国生の受け入れの歴史は古く、毎年世界中の国々から帰国した生徒が入学しています。今後は国際バカロレアも導入し、英語によるディプロマプログラムと同時に日本語のデュアルランゲージディプロマプログラムを開講することで、日本式世界水準のプログラムを提供します。

★ 英語による中学Gコースの新設(2015年度より)
 2015年に開講の「中学Gコース」では、「理科」の授業をネイティブ教員による英語で行うなど主要教科に英語を導入することで、日本の教育の良さを崩さず世界で通じるスキルを身に付ける挑戦をしていきます。

★ SAT、APテストセンター 認定校 
 SAT※の試験は年に2回実施。また「APサイエンス」を年に6回開催。米国の「AP(Advanced Placement)テスト※」を受験する高校生に対して発展的な内容の講義を展開しています。筑波大の教授や当校の教員が英語のテキストを使用し、解説をします。日本では、インター校以外で唯一の試験会場です。

※SAT:主にアメリカの大学を受験する際に必要な統一学力テスト。
※AP:アメリカ式教育システムの高等学校で、成績上位者の高校生が大学の単
位を取得することができるクラスのこと。アメリカの大学では教養課程のクレ
ジットとして認められている。

茗溪学園の特徴

★ 文部科学省指定 「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」「コアSSH」
 SSHに認定され3年が経過し、文部科学省によるその取り組み状況の中間評価では、研究開発の狙いを十分に発揮しているという最上位の評価を受けています。
 取り組みと成果
  ◉ 実験の場を大幅に増やす。
  ◉ 結果の出やすい実験だけでなく、基本スキルを訓練するための実験も導入。
  ◉ 理系進学者の増加。
  ◉ 全国レベルのコンテストや国際大会での受賞

高校生を対象にした科学技術の自由研究コンテスト「高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」にて当校の生徒による2作品が入賞。2014年5月に米国で開催された国際大会ISEFに派遣されました。

  ◉ 高校生が小学生に実験の指導をする「ジュニアサイエンスキャンプ」に向けては、事前研修としてJAXAの宇宙飛行士を指導する外国人講師による「英語プレゼン講座」やJST(科学技術振興機構)の研究者による「科学プレゼン講座」を受講。とても貴重な機会が与えられ大きな成長の場となっている。

★ 部活動が盛んな文武両道の学校
 芸術・体育も全国レベル。文武両道を目指し、高い知識と技術を有する教師が指導にあたっています。

★ Study Skills を評価し伸ばす
フィールドワークや実体験、調査活動を通じて自主的に思索し行動する能力を段階的に伸ばします。高校2年時に取り組む個人課題研究(必修)は1年間にわたり生徒自身が考え、調査・研究を行いその集大成となっています。

School Data

【全校生徒数】 共学1,450人
【一クラス生徒数】 34~45人
【入学金 】250,000円
【年間授業料】(税込) 390,000円
【寮】 有
【寮年間費用(税込)】 986,500円(食費、水道光熱費込)
【帰国生割合】 15%
【帰国生特別クラス】 英語・国語で開講
【英語習熟度別クラス】 有
【帰国枠の有無】 有
【編入試験】 6月・7月・9月・10月・12月・2月・3月

茗渓学園中学校・高等学校

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