日本の学校・大学説明会
中学受験に関するアンケート

首都圏在住の小学生を持つ保護者約4,000人が回答しました(資料提供:日能研関東)

お子さまの中学受験を考えていらっしゃる方も多いと思います。「中学受験は親の受験」とも言われるように、多くの選択肢がある中で迷っていらっしゃるご家庭も多いことでしょう。「学校選び」や「受験準備に関すること」など、首都圏在住の小学生を持つ保護者の方を対象にした大規模なアンケート調査が行われました。今回はその一部を紹介します。

調査概要

【2002年調査】

(サンプル数:3,489件 調査時期:2002年2月上旬~3月中旬 調査方法:郵送調査)

◎調査対象者

地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

回答者:保護者(父母以外も含む、ただし父母以外は対象外として集計)(※母親86%、父親14%が回答)

子どもの学年:小学3年生~5年生(ただし、学年不明者あり。学年不明者は対象外として集計)

日能研利用者は除外

 

【2012年調査】

(サンプル数:4,000件(小学3年生~5年生は2,401件) 調査時期:2012年2月上旬(3日~8日) 調査方法:ウェブアンケート)

◎調査対象者

地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県(千葉県、埼玉県は2002年調査より対象地域を一部拡大)

回答者:父母(※母親42.3%、父親57.7%が回答)

子どもの学年:小学1年生~5年生(前回比較は小学3年生~5年生にしぼって集計)

日能研利用者を含む可能性有り(進学塾の利用状況は問わず、抽出)

 

中学受験を考え始めた時期

小3~小4で進学を検討し始めた人が多いようですが、5 歳までに検討したご家庭も 30%に上ります。かなり早い時期から考えている方もいるようです。

教育に対する考え方

ゆとり教育への疑問や就職難を背景に、学歴重視の傾向が高まったことが読み取れます。

 

2番目のお子さまの進学先

兄弟(姉妹)は同じ環境を与えたいという保護者の方が多いようです。

世帯年収

私立や国立の中学校を選ぶご家庭は、世帯年収が高い傾向があります。 世帯年収が 1000 万円以上のご家庭が 47.5% と半数近くを占めます。

教育費(年間)

10 年前よりも景気が低迷しているにもかかわらず、平均教育支出は増加しています。 「学力低下」を不安視している保護者の方々を中心に、お子さまに対してよりよい教育環境を与えたいと意識するご家庭が多いようです。

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