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英語だけでなく中国語にも触れさせたいと思います

2013.01.10

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シンガポールにいる機会に、せっかくなので英語だけでなく中国語にも触れさせたいと思います。

◎Happy Trainより

言語を習得する効果的な方法は、その言語に堪能な人の話を直接耳で聴いて顔を見て話すことです。シンガポールは英語だけでなく中国語を習う場の選択肢が多様にあり、実際に話せる機会もあるため理想に近い環境と言えます。

言語には周波数帯と呼ばれるものがあります。一般的に日本語は125~1500(Hz)、中国語は500~3000(Hz)、イギリス英語は2000~16000(Hz)と言われています。赤ちゃんは生まれてきた時にどんな周波数の音でも認識する細胞を持っていますが、この細胞は2~3 歳前後で消滅すると言われています。日本人が外国語を聞き取れない、苦手だといわれるゆえんはここにあります。3 歳までに幅広い音域の言語を聞かせることで将来の言語学習に大きな違いがでてきます。3 歳くらいまでのお子さんにとって、シンガポールで英語・中国語両方を楽しみながら聴くことができる環境があるということはとても恵まれていると思います。

また、3 歳で消滅した周波数帯を認識する細胞は復活することはありませんが、繰り返し聴くことによって脳が刺激され代替となる新しい神経細胞が生み出されます。ただ、この代替細胞も右脳が閉じる10 歳ごろまでと言われています。

母国語の定着は必要ですが、将来の語学学習能力を高めるためにも10 歳くらいまでは英語・中国語に触れる環境をお子さまに提供してもいいのではないでしょうか。

◎Brighton Montessoriより

新しい言語を学ぶのに、伝統行事や文化を体験することは何よりの方法でしょう。中でも食べ物は外国語を学ぶきっかけとして最も適切なものです。シンガポールであれば中国の文化と食べ物を身近に味わえますので、中国語に触れやすいと思います。例えば、ドラゴンボートフェスティバル、中秋節、旧正月と、華やかな伝統行事には、ちまき、月餅、水餃子など美味しいお料理がつきものです。中秋節の月餅作りなどを体験すれば 、子どもたちは材料を中国語で簡単に覚えることもできます。

中国語の童謡や平易な唐詩をみんなで合唱したり暗唱したりすることもまた中国語とその文化を知る助けになるでしょう。子どもが童謡や唐詩の意味を理解できなくても心配はいりません。CDやインターネットなどで、歌詞や翻訳が簡単に手に入ります。また、普段はテレビをあまり歓迎しない保護者の方も、それが中国語のアニメであればきっと考えは別でしょう。 子どもたちは喜んでアニメを見ながら中国語に親しめると思います。

中国語のライティングについては、 ランタン作りや習字などを工作の一部として楽しく始めることができます。砂遊びやコンピュータゲームを通じた漢字のなぞり書きなども楽しいものです。

大切なことは、身の回りの保護者の方や幼稚園・学校の先生が、中国語を学ぶことは楽しくやさしいことだと子どもに感じられるように、 いかに導くかだと思います。

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