海外子育て・体験記・生活情報
お勧めの一冊 | いろは幼稚園 ディレクター アングまゆこ 先生 | どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん

シンガポールには、通年を通して「出会い」と「別れ」があります。慣れ親しんだ環境を離れ、不安を抱きながら移り住んだご家族も多いことでしょう。お子さまも、はじめは居場所を感じられずに、漠然とした寂しさを感じながら生活をすることもあるでしょう。そんなときこそ子どもたちは、自分が「愛されている」と感じることが大切で、そうすることで、安心して日々の生活を送ることができるのです。

今回紹介する絵本は、自分がどのように相手を愛しているかをあらゆる表現で伝えています。目に見えない気持ちを言葉にしていく大切さに気付かせてくれ、子どもたちの心を代弁しているようです。

この絵本は約40ヵ国の言葉に翻訳され、1,500万部を超えるベストセラーとなり世界中の子どもたちに親しまれています。絵本の美しい絵と言葉は、親子の心をつなげてくれます。どんなに忙しい日常の中でも、この絵本を開けば心が和みます。そして、素直な気持ちで精一杯自分の気持ちを伝えようとする姿勢に、心が温かくなり、読み聞かせをしている大人自身の心にも響く一冊です。

- 編集部おすすめ記事 -
渡星前PDF
Kinderland