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「音楽がくれる魔法」Gymboree – Parents Guide to Play(Gymboree Play & Music)

2012.11.23

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 音楽を楽しむ気持ちは世界中の人々に共通する感情です。国や文化の違いを超えて、親は音楽という贈り物を子どもに無意識のうちに与えます。子守歌を歌って眠りにつかせたり、よちよち歩いたときに手をたたいて応援したり、歌いながら一緒に手遊びをしたりするうちに、子どもは自然と音楽に親しんでいきます。最近の研究によると、音楽に触れることは音感とリズム感覚が身に付くだけではなく、大きな知的恩恵を与えてくれることがわかってきました。

 ハーバード大学医学部の神経科学者、マーク・テュラモ氏は「脳が音楽を伝達処理するときに神経がたどる経路は、言語、数学、抽象的推理の経路としても使われているようだ」と説明します。「このことは、音楽によって脳を活性化すれば他の事柄の認知能力も高まることを意味している」とテュラモ氏は結論付けます。アメリカ・ジョージア州知事はテュラモ氏の理論は大変説得力があると考え、同州で生まれた赤ちゃん全員の退院祝いにクラシック音楽のCDを贈ったそうです。

 音楽を子どもと簡単に楽しむ工夫はたくさんあります。子どもとのデュエットを録音したり、カスタネットなどの打楽器で一緒に遊んでみてください。音楽と一緒に体を動かす遊びは、幼児が言葉とリズムを徐々に結び付けられるようになったり、体の働きに気付いたりすることに役立ちます。

 またこのような遊びとともに、車の中や家事をしているときなど普段からさまざまなジャンルの音楽を聴けば、子どもの聴覚をさらに向上させたり音楽の世界を広げたりすることができます。クラシック音楽である必要はありません。あなたが好きな音楽をかけてください。親の喜びを見て、子ども自身が音楽の素晴らしさと力を取り込んでいくでしょう。

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