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海外大学進学特集 〜世界で学ぶという選択〜

第4回 アメリカ編

2014.11.25

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シリーズ第4回目は世界の大学教育において中心的役割を担っている、アメリカの大学への進学について特集します。

在シンガポールアメリカ大使館 Deputy Public Affairs Officer ウィリアム・ギルバート氏からのメッセージ

 アメリカにはカレッジや大学が何千もありその数は世界最多を誇ります。質の高さは認定制度(特集内参照)で保証されており、プログラム数の多さ、専攻科目や学部を柔軟に変更できる点などに定評があります。高額な授業料という印象を受けがちですが、学費や生活費もさまざまで大きな幅があるため、毎年何十万人もの外国籍の学生がアメリカ留学を実現させています。米国内、どの地域でもあなたに合ったキャンパスがきっとあるでしょう。下記のウェブサイトからアメリカでの大学探しを是非始めてみてください。

http://www.educationusa.info/

アメリカの大学における外国籍学生の動向

 アメリカの大学では世界各国から約82万人もの外国籍の学生が学んでおり(うち約4割強が学部生)※、その数は世界一を誇ります。各種の世界大学ランキングでも多くが上位に名を連ね、毎年日本人留学生の約半数は、アメリカを選んでいます

※2012-2013年。日本人留学生数は1994-97年度まで国別で第1 位だったが、2010年度以降は第7位へ下降(参照:http://www.fulbright.jp/)。

外国籍学生の半数は中国、インド、韓国の出身となっている。
出典:Institute of International Education (2013)  Open Doors Report on International Educational Exchange http://www.iie.org/opendoorsから引用

アメリカの主な大学

なぜアメリカの大学で学ぶのか

◎世界でもトップレベルの教育

○2014年度QS世界大学ランキングのトップ10内に6大学がランクイン。トップ100にランキングされている大学数は28に上り世界最多。
○自己責任の下、主体的に学び意見を表明できる人物を育成するのが教育の基本とされ、積極的に授業のディスカッションに参加しないと卒業は厳しい。そのためグローバル社会で活躍できる素地を養える。

◎多様性と柔軟性

○世界中(2012年度は約220カ国)から異なるバックグラウンドを持った学生が集まる。グローバルなネットワークが構築できる。
○4年制大学は約3,000あり世界最多。単位互換制度を利用した大学間の転・編入学、休学後の復学も珍しくない。専攻は入学後に決定可。 

進学までの流れ

各大学独自の入学試験は無い。出願書類で総合的に審査される。

◎高校入学後〜入学1年前   情報収集し大学を絞り込む

 将来のキャリアに適しているか、カリキュラムと規模、入学要件、費用・奨学金、認定を受けているか等をリサーチする。大学フェアにも参加。

・参考になるウェブサイト(一部)
EducationUSA              http://www.educationusa.info/
日米教育委員会(フルブライト・ジャパン) http://www.fulbright.jp
日本学生支援機構             http://www.jasso.go.jp

・認定の有無は大学の質を保証する重要な指標なので確認する。

◎入学1年半〜10ヶ月前      各種テストの受験(複数回受験可能)

統一学力テスト:SAT または ACT  など
英語力判定テスト:TOEFL  IELTS など

※必要なテストを大学に確認。出願締切日の2ヶ月前頃までに受験。
(用語の詳細は「海外大学進学特集第1回〜基礎知識編〜」を参照:https://spring-js.com/global/3405/ )

・テストのスコアは実施機関から大学へ直接送ってもらう。
・高校時にAP(Advanced Placement)やIBDPのコースで取得した単位を、大学の単位として認定する大学もある。

シンガポールでSAT受験を目指すなら、専門予備校Test Takersへ 

◎1年前〜   出願書類の準備・出願 (以下は9月入学の場合)

9月〜2月 成績証明書、推薦状、エッセイ、テストスコア、財政能力証明 書、健康診断書などを準備して出願(締め切りなど詳細は大学に直接確認)
1月〜5月 合否結果通知
6月〜7月 学生ビザの申請・渡航準備

・出願に際しては、共通の願書で一度に複数の大学にオンライン出願可能な「Common Application」を利用できる大学もある
・エッセイは重要な書類なのでしっかりと自分をアピールする。
・学費負担の経済力の証明は入学許可証とビザの取得に必要。
・留学費用の目安:公立大学 US$36,000/1学年間=9ヶ月、私立大学 US$45,000/1学年間=9ヶ月

※大学・学部によって詳細は異なりますので、直接お問い合わせください。

取材協力:
在シンガポールアメリカ大使館
参照ウェブサイト:http://www.educationusa.info/
         http://www.fulbright.jp

参考文献:
アメリカ留学ガイド2015(発行:恵文社 後援:アメリカ大使館広報・文化交流部)
米国留学を目指す人のために:大学学部過程(編集・発行 アメリカンセンターJapan)
USA Education in Brief(編集・発行 米国大使館レファレンス資料室) 

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