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海外大学進学特集 〜世界で学ぶという選択〜

第5回 イギリス編

2015.03.25

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イギリスの大学は歴史と伝統を誇りつつ、自主性と新たな価値の創造を重んじることで、多くの優れた人材を世界に輩出してきました。シリーズ第5回目は、イギリスの大学進学について特集します。

ブリティッシュ・カウンシル シンガポール Director of Education
Shabir Aslam 氏からのメッセージ

イギリスの教育の真髄は、専門知識とスキルの習得、自由闊達な風土の中で育まれる個性と創造力、そして才能を最大限活かすための支援体制にあります。大学では世界トップレベルの教育環境と設備の中、専門分野を極めながら、企業や学術機関からも高く評価される知識と 人間力を養うことができます。各大学は政府が定めた厳しい評価基準を満たすことが求められ、その結果は公表されています※

世界中から多様な学生が集まることも、大きな魅力です。全ての大学には、日本人学生のニーズを熟知したスタッフがいます。卒業生のネットワークや各種支援グループは、イギリスでの学生生活が豊かで実り多いものになるよう、万全な体制でサポートしてくれます。Education UKのウェ ブサイト(www.educationuk.org/Singapore)をぜひご活用ください。

※Quality Assurance Agency for Higher Education (QAA):大学・高等教育を評価する独立機構 (高等教育質保証機構)のウェブサイトで志望大学の評価を確認できる。www.qaa.ac.uk


イギリスの主な大学

世界の先端を行く教育と研究

○ 2014年度QS世界大学ランキングでは、4大学が上位6位までに入る。
○ イギリスは世界有数の研究国家であり、研究者一人当たりの論文数や被引用論文数で世界をリードしている。
ビジネス・イノベーション・職業技能省(BIS)「International comparative performance of the UK research base」より(2011年発行)
○ イギリスの大学・カレッジを卒業した留学生の88%以上が、学習経 験を肯定的に評価している。
ビジネス・イノベーション・職業技能省ビジネス・イノベーション・職業技能省(BIS)「Tracking International Graduate Outcomes」 より(2012年発行)より(2011年発行)

イギリスの大学および出願の特色

○ 通常3年で学位を取得できる。ただしスコットランドは4年、医学や獣医学、建築などは5~7年必要
○ 一般教養課程がなく、入学初年度から専門過程を学ぶ。
○ 少人数制のセミナーやチュートリアルと呼ばれる個別指導などで、発表や教授・クラスメートとの議論を重視する学習スタイルが主流。
○ 学位にも学業成績が反映され、成績順に区分された学位が授与される。
○ 各大学への個別出願ではなく、大学共通の入学手続き機関である UCAS(Universities and Colleges Admissions Service)にまとめてオ ンライン出願(入学前年の9月中旬から出願開始、締切は学部により異なる)。出願書類は成績証明書、パーソナル・ステートメント(志望動機書)、推薦状など。www.ucas.com
○ 合否は出願書類で判断されるが、面接試験を課す大学や学部もある (例:オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、医学部、獣医学など)。 面接方法は、現地での対面、Skype、面接官の海外派遣などさまざま。
○ 統一専門試験が必要な学部もある(医学部のBMAT等)。

※大学・学部によって詳細は異なりますので、直接お問い合わせください。

入学までの主なルート
~多数ある経路のうち一部を紹介

1. 大学に直接入学

国際バカロレア(IB)またはAレベル等を履修した高校生(インター校生やイギリス現地校生)などが該当する。
インター校生でIBのスコア結果が確定する前に出願する場合、 conditional offerという「条件付きの合格」が出される。後に実際のスコアが一定の基準を満たせば入学が認められる。
※Aレベル:イギリスの高校生が受ける大学入学に必要な統一試験。試験成績は合格を左右する。2年間のコースを履修して受験する

2. 大学進学準備コースを経て入学

日本の一般の高校生など が該当する。大学に入学する前に、「ファウンデーション・コース」または「Aレベル」を履修する例を下記に紹介。AレベルではなくIBDPを履修する生徒もいる。
出願にはIELTSなど、英語力証明が必要になる。
インター校生でIBのスコア結果が確定する前に出願する場合、 conditional offerという「条件付きの合格」が出される。後に実際のスコアが一定の基準を満たせば入学が認められる。

ファウンデーションコース

教育制度や言葉が異なる留学生が、学部での学びに必要な専門英語と スキル(リサーチや発表の方法など)を身につけるコース。9月から6月 までの 9ヶ月間が多い。大学がコースを提供している場合、規定の成績 を収めればコース修了後にその大学または提携先大学に進学できる。

Aレベル

ファウンデーション・コースを提供していない大学や医学部など特定 の学部を目指す場合、現地の高校生と同じ試験を受ける必要がある。2 年間履修するコースだが、成績によっては1年で修了する生徒もいる。

学費と奨学金

大学学部:£10,000 ~ £32,000(専攻科目による)
奨学金:Education UK(上述)や日本学生支援機構(www.jasso.go.jp) のウェブサイトで情報収集が可能。大学にも直接お問い合わせ下さい

取材協力:British Council Singapore /留学コンシェルジュbeo(ビーイーオー)
参考文献:英国留学ガイドブック 2014/15(編集:恵文社 発行:ブリティッシュ・カウンシル)
参照ウェブサイト:www.educationuk.org/japan

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