イギリス「ボーディングスクールの教育」とは
~ 子どもの教育は欲張っていいんです。それに応えてくれる教育を世界規模で探せる時代です ~
エリート教育の代名詞とも言われるイギリスボーディングスクールの教育。毎年40万人以上もの留学生がイギリスで学ぶ理由の一つは、世界的に高く評価されている「教育の質」であると言います。
日本の小中高生のイギリス留学を牽引して42年。日本におけるイギリス留学のスペシャリスト、渡邊オフィス代表の渡邊 和子 氏に「イギリスのボーディングスクール教育の神髄」を伺いました。
代表 渡邊 和子氏
当社は1979年に創業されて以来、日本人子女のイギリス留学のお手伝いをしてきました。近年は日本からだけでなく、シンガポール、香港、中国などアジアにお住まいのお子さまがイギリスに留学するケースが増えています。
留学で得られるもの
真っ先に「英語力」を思い浮かべる方も多いことでしょう。実際には英語力以上に、イギリスならではの体験や広い視野を通して「たくましく生き抜く力」が身についていくのです。AIの台頭により、人間力が高い“肉厚” な子どもたちを育てようとする親たちが増えてきました。現地の生活をして初めて得られるこれらの経験やスキルは、決してリモートでは得ることができないのです。
子どもに何を望みますか?
親はとかく欲張りなものです。親が望むもの、それは学歴、自立心、生活力、忍耐力と、欲をいえばきりがありません。しかし一番望むものは、どのような世の中においても幸せを掴んだ子どもの「笑顔」ではないでしょうか。
イギリス留学の醍醐味とは
当社はこれまで1,000人を超える子どもたちをイギリスに送り出していますが、誰一人として「留学をしなければ良かった」というご家庭はいませんでした。なぜそこまで満足度が高いのでしょうか。その醍醐味をご紹介しましょう。
イギリス「ボーディングスクール教育」の特色
◆ 何百年も脈々と受け継がれたパブリックスクールの精神を持つ良き先生・先輩がロールモデルとして身近にいる。
◆ 学校は「押し付け」ないから、お子さまが自ら未知の「可能性」を発見できる。
◆ 暗記ではなく答えを自分で生み出すから、自分で考えることの楽しさ・面白さを体感する。
◆ 褒められることで自信が生まれると同時に、チャレンジ精神が旺盛になる。
◆「 やりたい」という前向きの姿勢が、目標達成に繋がる。
◆「 できる・できない」「上手・下手」ではなく、「楽しんで取り組んでいるか」に価値を置く。
◆ 寮生活を通して協調性と共存のスキルが養われ、親をはじめ周囲の人たちへの「感謝」が自然に生まれる。
どれも留学せずには体感し得ないことばかりです。イギリス留学を通して手に入れた自分への「自信」こそが、社会に出た時、そして長い人生をHappyに「笑顔」で過ごす鍵になるのです。
イギリス留学 Q&A
Q イギリスのボーディングスクールが注目される理由は。
A イギリスの学校教育は約6世紀前の寄宿学校が発祥です。何百年もの歴史が生んだ質の高い教育には「グローバル教育」「見守る教育」の土台が根付いており、本国イギリスでのみ受けることができます。近年、日本や海外に「ブランチ校」が開校していますが、英国人が平均80%の本校とは圧倒的に異なります。残りの20%の生徒はあらゆる 信仰、国籍、文化的背景を持っているため、異文化理解のために不可欠なスキルも自然に身につきます。
Q 留学に最適な年齢・期間は。
A ボーディングスクールに留学できる年齢は8~17才です。比較的馴染みやすい年齢として8~10才、13才での出発を推奨しています。ボーディングスクールでは、家族のような固い絆が生まれます。もう一人の親のような先生からの深い愛情と温かい指導を受け、お子さまの心は大きく育ちます。また、小さい頃から兄弟姉妹のように全てを受け入れ合う友人は、生涯の友になるのです。
Q 学校はどのように決める?提携校は?
A 当社は提携校をあえて持たず、それゆえ、これまで200校以上の小中高ボーディングスクールへ送り出した実績があります。数百校ある中から、お子さまの興味や性格、親御さんのご意向を丁寧にヒアリングすることで、最適な学校をお選びします。
Q 現地でのサポートは?
A 留学中も渡邊オフィスを通じてサポートは続きますのでご安心ください。当社の現地パートナー会社が、入学に必要な「ガーディアン(現地での後見人)」を務めると同時に、各留学生専属の家庭を選択し、学校・家庭と協力して留学期間中の生活や学業を全面的にサポートします。専属の家庭は厳選なる審査のもと、信頼がある方々が選定されます。
Q シンガポールからイギリスに渡るとほとんど日本で教育を受けないことに。
日本語や日本文化を知らない大人になるのではと不安です。
A 親が考える「日本語や日本文化」とは「日本人としての常識」、つまり社会に出た時に恥をかかないということだと思います。しかし、日本に住んでいても小中高生の間に身につく日本語は日常会話と学習過程で覚える言葉で、フォーマルな日本語は社会人になって初めて覚えるのではないでしょうか。近年は伝統行事や親戚付き合いなどの省略・簡略化が進み、日本で生活しても文化知識は身につきにくい状況です。お子さまが将来日本で社会生活を営む際に、知識のギャップに気付きながら必死に常識や習慣を覚えるでしょうから心配はいりません。私どもはむしろ、日本を離れることで逆に意識が高まり、日本を積極的に知ろうとするお子さまを多く見てきています。留学中であっても、長期休暇中に日本文化に触れる、ビデオ通話で正しい日本語で会話をするなど、お子さまが日本に触れるきっかけを作ることは十分可能なのです。
Q 日本の大学への進学は可能ですか?
イギリスの大学のメリットとは?
A もちろん「帰国生入試」で日本の大学へ、また、アメリカを含む他国への進学も可能ですが、渡邊オフィスの卒業生の8割はイギリスで進学しています。ボーディングスクールで知り得た勉強の楽しさや勉強への取り組み方をさらに追及したい生徒が多く、また、近年は就職・キャリア構築において海外大学卒の優位性・多様性が大いに役立っていることも大きいと言えます。
渡邊オフィス 留学生 進学先(2000年~21年) |
イギリスの大学................................ 約80% 日本、その他の国の大学................ 約20% |
イギリスの進学先(2000年~21年)
1 | University College London | 28名 | 11 | Oxford Brookes | 7名 |
2 | Imperial College London | 15名 | 12 | Birmingham | 6名 |
3 | Edinburgh | 13名 | 13 | Cardiff | 6名 |
4 | Royal Holloway, London | 12名 | 14 | City | 6名 |
5 | Queen Mary, London | 11名 | 15 | Bath | 4名 |
6 | Bristol | 10名 | 16 | Cambridge | 4名 |
7 | King’s College London | 8名 | 17 | Durham | 4名 |
8 | Nottingham | 8名 | 18 | Leeds | 4名 |
9 | Kingston | 7名 | 19 | Manchester | 4名 |
10 | London School of Economics and Political Science | 7名 | 20 | Oxford | 4名 |
留学生の声
大野 笑舞さんとお母さま
1才半よりシンガポール在住。
インターナショナルスクール→8才でイギリスに留学。
現在Windlesham House School 3年目。
Q イギリスへ転校をしようと思ったきっかけは?
A シンガポールでイギリス系インターナショナルスクールに通っており、イギリスの教育に興味を持ったからです。
Q イギリスの良いところは?
A 子どもの自主性を尊重し、自立を促してくれるところです。先生方は決して「こうしなさい」とは言わず、必ず子どもの意思や意見を聞いてくださいます。また、娘を上手に褒めてくださるため、「自分はできるんだ」と自信がつき、他の苦手なことも抵抗なくチャレンジするようになりました。娘は寮生活で常にお友だちと一緒に過ごせることや、あらゆるスポーツや遊びが出来ることが何より楽しいそうです。
佐藤 裕太郎さん
東京の公立小→インターナショナルスクール→11才で留学。
現在イギリスの医学部最終学年。
Q 留学の経験は、現在どのように生きていますか?
A ボーディングスクールや大学でバックグラウンドの異なる人たちと暮らし、良い時も悪い時も分かち合った経験から、どんな人とでも共感性を持ちコミュニケーションをとる、という医師に不可欠な力が備わりました。今後はイギリスで研修医として働き、その後は医学の知識を使ってビジネスやベンチャーに関わっていきたいと思います。
石川 恵梨さん
東京の私立小、中→高1で留学。イギリスの大学で経営学専攻。
米系投資銀行の東京支社を経てロンドンに異動。育休後、11月から仕事に復帰。
Q 留学の経験は、現在どのように生きていますか?
A ボーディングスクール時代は授業で議論をする場が多く、物ごとを違う角度から考え視野を広げる練習となりました。その効果あって『相手に興味を持つ力』が育ち、常に相手の立場に立って考える癖がついた気がします。この力は社会に出てから多様性豊かな場で他人と関係を築く上で、重要なスキルの1つになっています。
〈留学までの流れ〉
● お問い合わせからお申し込みまで... 約1ヵ月~1ヵ月半
● お申し込みから出発まで... 約1ヵ月半~1年
※0~6才:出発までに1年以上あるため、流れはこの限りではありません
〈お問い合わせ〉
渡邊オフィス WATANABE Office
webwww.woffice.jpmailinfo@woffice.jp
留学カウンセリングはZoomでの実施が可能です。 |
在外ご家族向け
「小中高生のためのイギリス留学セミナー2021」
オンライン開催
主に11月13日に開催したセミナーを録画配信でお届け
内容:現役留学生、卒業生、留学生のご父母など多彩な体験談が中心。
日時:2021年12月18日(土)
14:00~15:30(日本時間)
セミナーのお申し込みは☞こちら参加無料 要予約
WATANABE Office|渡邊オフィス
〒165-0035 東京都中野区白鷺 2-6-22-301
電話:+81-3-3336-0591
E-mail:info@woffice.jp
※2021年11月25日現在の情報です。最新情報は直接お問い合わせください。