金沢工業高等専門学校は2018年4月より校名を国際高等専門学校（ICT）に改め、「日本初の理工系リベラルアーツ教育」を実践する全寮制の学校として開校します。国際高専では15歳から5年間の学びを経て、大学の学部3年次に編入することができます。科学、技術、工学、数学を英語で総合的に学ぶ「STEM教育」を重視しながら、アイディアを創り出して実験・検証していく「デザインシンキング」の考えを徹底して学ぶと共に、 MITやスタンフォード大学でも導入されている世界的工学教育のスタンダード「CDIO」プロセスを日本で初めて取り入れています。

※「CDIO」とは、「Conceive（考え出す）-Design（設計する）-Implement（実行する）-Operate（操作・運営する）」の略。専門知識と同時に対人スキルや製品・システム開発スキルを習得する統合化した学習体験を実施。

白山麓の豊かな自然に囲まれたボーデイングスクールが2018年4月オープン。（完成予想図）

同一法人の金沢工業大学（KIT）は、英国のThe Times Higher Education 世界大学ランキング日本版（2017年）で、私立工業大学としては全国2位の高い評価を得ています。 ICTは地の利を生かし、同大学との連携の中から、高度な理系の学びを追究できることが大きな特徴です。

米国出身である、現 金沢工業高等専門学校のルイス・バークスデール校長が18年4月よりICT校長に就任予定。本校の3分の1は外国人教員。「グローバルイノベーター」を育成する新しい学校を目指します。

５年間の学び

【1・2年】  
白山麓で全寮制教育のもと、英語でのSTEM教育  
【3年】  
全員ニュージーランドへ1年間留学  
（国立オタゴポリテクニクで学ぶ、ホームステイや現地企業でのインターンシップを行う）  
【4・5年】  
金沢工業大学（KIT）の大学生と連携した学修・研究活動  
高度な英語STEM教育（大学2年次相当を学ぶ）  
【国際高専卒業後】  
金沢工業大学（KIT）3年次へ　  
同大学が持つ高度な教育・研究環境の中でイノベーション創出プロジェクトを実践

国際高等専門学校ならではの寮生活

大自然にある欧米のボーディングスクールと同様に、ICTは日本三名山の一つである白山麓に全寮制キャンパスがあります。このキャンパスは、1・2年次の学生や教員・スタッフ、さらに地元の人々と交流できる「ラーニングコミュニティ」で、 海外生、留学生、日本全国から集まる学生が共に英語で学ぶ、革新的な理系の学び舎が実現します。

※詳しい学校情報はこちらに掲載しています。  
ご参照ください。  
ICT　国際高等専門学校  
https://spring-js.com/japan/9018/

シンガポール入試 決定！

2017年11月10日（金）  
入試：自己推薦試験　出願：10月2日（月）～20日（金）  
詳細は本校ウェブサイトまで

学寮データ

【寮生数】2018年度 定員90名  
【部屋】1ユニット6名（リビング、トイレ、シャワールーム有）  
【閉寮時期】休業期間も滞在可能（別途費用）  
【外出】平日は不可。18時門限  
【食事】3食＋夜食（軽食）、日曜・祝日も（休業期間は除く）  
【お風呂】個別シャワールーム、大浴場  
【その他】教職員が常駐。保護者へ迅速に連絡をとれる体制を整備

スクールデータ

〒921-8601　石川県金沢市久安 2-270  
nyusi@kanazawa-tc.ac.jp  
http://www.kanazawa-tc.ac.jp/ict/

金沢工業大学東京虎ノ門キャンパスにもお気軽にお問い合わせください。  
東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル11F