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在留邦人数 | 2,388名(2022年現在) |
義務教育期間 | 5~10歳 ※全ての学校で義務教育制度を導入できているわけではありません。 |
年度 | 6月~翌年3月中旬 |
学期 | 3学期制 |
その他
公用語はミャンマー語(ビルマ語)です。ミャンマーは仏教国でもあることから、教育省に承認された宗教省のもと僧院教育も充実しており、全国で1,500校以上にもおよぶ僧院付属学校があります。
ミャンマーではA型肝炎・B型肝炎・破傷風・(狂犬病※1)・(日本脳炎※2)の予防接種が推奨されています。
※1 犬や野生動物との接触が予想される場合には推奨。
※2 農村部に長期滞在する場合には推奨。
出典:厚生労働省検疫所 https://www.forth.go.jp/destinations/country/myanmar.html
ヤンゴン日本人学校は、校訓として「よい子が育つよい学校」を掲げ、1964年6月に世界で2番目の日本人学校として開校しました。学校の特色として、小学1年生から中学3年生まで週に1時間の英会話授業と2週に1時間の言語授業を行い、英語やミャンマー語に慣れ親しむ機会を提供しています。また、ミャンマー語中心の家庭で育つ児童・生徒に対しては、日本語補習支援も行っています。さらに、一輪車や竹馬、バスケットボール、縄跳びなどのアクティビティを通じて全校生が挑戦する「チャレンジタイム」や、小学部から中学部までの関わりを大切にする「縦割り班活動」が行われています。休み時間には全校生徒が一緒に遊んだり先生も参加することがあり、部活動や学校行事も多く開催されています。
現在、補習校はありません。
民間のインターナショナル・スクールは、教育省とは独立した立場にあります。これらの学校では、米国、英国、およびシンガポールのカリキュラムとシラバス(学習計画)に基づいた授業が行われており、ミャンマーで働く外国人駐在員の子女に国際教育を提供することが主な目的です。しかし、ヤンゴン在住のミャンマー人の上流家庭の子女の中には、より良い教育を受け、将来の外国留学に備えるために通っている者もいます。また、インターナショナルスクールはヤンゴンに多数集まっています。
スクールバスのある学校もありますが、ほとんどは保護者が車で送迎しているのが現状です。
アメリカ式、イギリス式、シンガポール式などのカリキュラムが充実しています。
ミャンマーの教育課程は基礎教育と高等教育に分かれています。
基礎教育には幼稚園、小学校、中学校、高等学校が含まれており、それぞれの学校年数は1年、4年、4年、2年です。幼稚園に入学する際の年齢は5歳であり、高校卒業時は16歳です。
2016-17年度より、11年制から「幼稚園(KG)+12年生」制への移行が導入されました。これにより、5歳で幼稚園に入学し、6歳から10歳(Grade 1- Grade 5)が小学校課程、11歳から14歳(Grade 6- Grade 9)が中学校課程、15歳から17歳(Grade 10- Grade 12)が高校課程となります。2022年度には、この制度に則った高校卒業生が誕生する予定です。
また,ヤンゴンのような大都市では少なくなりましたが,僧院での寺子屋式教育も行われています。教育制度は6(KG+5)・4・2制で、ミャンマー国籍を保持している必要があります。
教授言語はミャンマー語(ビルマ語)ですが、高校では数学と科学の授業のみ英語で行われます。
年齢 | ステージ | 学年 | 備考 |
---|---|---|---|
3 | 就学前教育 | Kindergarten | 公営及び個人経営の保育園 |
4 | |||
5 | |||
6 | 小学校 | Grade 1 | |
7 | Grade 2 | ||
8 | Grade 3 | ||
9 | Grade 4 | ||
10 | Grade 5 | ||
11 | Grade 6 | ||
12 | 中学校 | Grade 7 | |
13 | Grade 8 | ||
14 | Grade 9 | ||
15 | Grade 10 | ||
16 | 高等学校 | Grade 11 | |
17 | Grade 12 | ||
18 | 大学(学士)など | 4~7年間(理学部、文学部等は5年間、 法学部、教育学部、工学部は6年間、医学部・歯学部等は7年間) | |
19 | |||
20 | |||
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※詳細は必ず関係機関に直接ご確認ください。