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第26回 学校生活は入学前「オリエンテーション」から

2019.01.10

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日本では一般的に新年度は4月から始まりますが、シンガポールの現地校では1月から新しい年度が始まります。しかし小学校では入学式のような式典は行われず、初日から全校集会の後はクラスごとに分かれて通常の授業が始まります。

入学式当日に初めてクラスに案内される日本とは異なり、シンガポールの新一年生はすでに教室やクラスメートの顔にも馴染みがあります。というのは、前年の10月までに入学する学校が決まると間もなく、各学校で開かれる「オリエンテーション」に出席しているからです。

オリエンテーションには日本の入学式のような厳かさはありませんが、校長や上級生から歓迎の言葉が述べられ、その後クラス分けと担任の先生の紹介があります。そして、クラスごとに学校内を案内してもらい、教室では自分の席や持ち物の置き場などの確認や、自己紹介もこの場で行われます。新しいお友だちとゲームなどをして教室で楽しく過ごすことで、入学前に「学校は楽しい!」と感じてもらうことも目的の一つです。入学後は、クラス内に「バディ」としてお互いに助け合う二人組が作られたり、5年生の生徒が「お世話役」として1年生一人ひとりを担当し、休み時間などを一緒に過ごす学校もあります。学区制ではないため、日本のように集団登下校などの制度はありませんが、このようにして「学校のコミュニティ」に安心して溶け込んでいく工夫がされているのです。

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