日本では春一番が吹き、本格的な春の訪れを感じる季節となりました。この時期は出会いと別れの季節でもあります。補習校では去る3月14日に卒業式を挙行し、小学部6年生34名と中学部3年生12名、計46名が補習校から巣立ちました。

卒業後の進路はまちまちですが、小学部卒業生はその殆どが補習校中学部に進学予定です。中学部では、そのまま現地校やインターナショナルスクールに進学する生徒が多いようです。

卒業生の中に小学部で6年間、中学部で9年間継続した生徒がいます。平日はメインの学校へ通い、土曜日は補習校へ日本の国語科の勉強をしに来る子どもたちの逞しさと粘り強さは、今後グローバルに活躍する上で大きな基盤になることでしょう。また、それを認め、褒め、励まし、支え続けてこられた保護者の皆さまにも心より敬意を表します。

卒業式では、校長から卒業証書を受け取り、一人ひとりが堂々と胸を張って壇上から一路保護者のもとへと進みました。そして、「お父さん、お母さん、ありがとうございました」という感謝の言葉とともに卒業証書を手渡していました。卒業証書はまさに家族と一緒に頑張った証です。ご家族で喜び合ったその姿は、正に感動的なシーンでした。

教員募集のお知らせ

本校の円滑な運営において「教員の確保」は必須です。担任教師が一人増えると、20名の子どもが学べる学級ができます。説明会や研修も実施しています。「未来のグローバル人材」の育成にご関心がある方、どうぞお気軽にお問い合わせください。