学校・幼稚園コラム
第2回 EAL/ESL(英語補習クラス)の学び

インターナショナルスクールの多くは、英語が母語ではない生徒のために「English as an Additional Language(EAL)」または「English as a Second Language(ESL)」と呼ばれる英語の補習クラスを設けています。日本などの非英語圏の国出身の生徒たちが、日常会話で自分の言いたいことを表現できるようになり、各科目の授業を理解し、発表や課題を英語でこなせるようになることを目的としています。

第2回 EAL/ESL(英語補習クラス)の学び

学校によって異なりますが、例えば当校の場合、全くの英語初心者の生徒は最初に通常のEALのクラスと並行して「EAL集中強化クラス」で、主に会話や英語の基礎を学びます。最初は恥ずかしがる生徒も、ロールプレイなどを取り入れた楽しい授業と先生の温かい励ましの中で、徐々に自信に満ちた笑顔で話すようになります。EALの集中クラスで英語の基礎を身につけた生徒は、その後は他の生徒が「外国語」の授業を受ける間にEALクラスに通う方式に移行します。ここでは読解や英作文など、全ての授業に参加できる英語力を養うため、4技能や英語以外の科
目で必要な語彙力も習得していきます。

インターナショナルスクールのEALの生徒たちは、英語が母語の同級生や、同じ非英語圏出身でも英語が堪能なお友だちと日常を過ごすことで大いに刺激を受け、日々意欲的に学んでいます。

(提供:EtonHouseインターナショナルスクール)
※EAL/ESLの運営方式は各校で異なりますので直接ご確認ください

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