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シンガポール公立小学校の広場

第6回 母語の授業

2015.09.25

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「シンガポールの学校では英語と中国語を勉強する」と聞いたことがあるでしょうか。すべての子どもが英語とともに、「母語」としてもう一言語を習得する「バイリンガリズム」は、シンガポール公教育の最大の特徴とも言われています。

公立の小学校では英語を基本言語として全科目を英語で教えていますが、それに加えて、「中国語(北京語)」、「マレー語」そして「タミル語」の3言語から「母語科目」を選択し、入学時にいずれかのクラスに登録して6年間勉強します。最近は将来性を考えて、非中華系の子どもでも中国語を選択するケースもあります。

とはいえ、近年読み書きはもちろん「話すのも英語の方が楽」というシンガポール人が増えています。家庭でも英語しか話さず、子どもの母語の宿題を教えられないという理由で塾に通わせる、という話も一般的です。危機感を持った教育省では、教科書をより親しみやすい内容に改定し、家庭での母語の使用や幼児期からの学習を勧めるなど、工夫と模索を重ねています。

公立校ではITを使った学習が進められていますが、母語でも音読や漢字の練習ができる教育省による専門のウェブサイトがあります。下のリンクは母語の中国語学習サイトです。興味のある方はぜひご覧になってみてください。

http://xuele.moe.edu.sg/xuele/slot/u107/index1.html (こちらは従来の教科書用)
http://xuele.moe.edu.sg/xuele/slot/u107/huanlehuoban/MOE_web/1A.html (新しい教科書用、現時点では1年生のみ)

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