まとめの3学期
1年間のまとめである3学期を迎えました。 Withコロナとして、 少しづつ通常通りの活動を行うことができ、子どもたちの生活も落ち着きを取り戻しました。
6年生は小学校生活最後の校外学習でシロソ砦へ出かけました。 シロソ砦は、シンガポール島南端にあるセントーサ島に築かれ、第二次世界大戦中は日本軍の捕虜強制収容所として使われていた要塞です。 日本とシンガポールの歴史についてしっかりと学び、自分たちに何ができるのかを考えました。 シンガポールに住む日本人として互いの文化や考え方を知り、「違い」を理解し、 相手を尊重することの大切さを学習しました。 これらの学びを通して、 平和を願い大切にできる心が育つと考えています。
また、今年はフレンドシップ交流会が対面で開催されました。
このイベントは、シンガポール日本人学校の小学部2校(チャンシロソ砦での校外学習ギ校・クレメンティ校)に在籍する5・6年生の交流会です。 これまでは、 コロナ禍の規制によりオンラインでの開催でしたが、 今年度は対面で開催することができ、大いに盛り上がりました。 5年生はクレメンティ校 6年生はチャンギ校で実施され、 受け入れ側の実行委員の子どもたちは、 交流会当日に向けてさまざまなアイディアを出し合ってフレンドシップ交流会
準備を進めました。最初はとても緊張した表情でしたが、「おもてなしの心」を持って接することで友情を深めることができたようです。
「来年もまた会おうね」、 「中学生になったら友だちになれるね」と言葉を交わし、とても素晴らしい交流会となりました。約2年ぶりに、 両校の子どもたちが体育館に集まり、 一緒に活動をしている姿はとても感慨深いものでした。今後も本校は、安全・安心に最大限配慮しつつ、子どもたちが楽しく学びの多い学校生活を送れるよう努めます。
チャンギ校
クレメンティ校