150年以上の歴史をもつシンガポールの伝統校St Joseph’s Institution(SJI)Independent校のインターナショナル部門として2008年にエレメンタリースクールは設立されました。
St Joseph’s Institution International Schoolのご紹介
150年以上の歴史をもつシンガポールの伝統校St Joseph’s Institution(SJI)Independent校のインターナショナル部門として2008年にエレメンタリースクールは設立されました。 SJI Independentの卒業生である現シンガポール大統領Tony Tan氏が後援者で、シンガポール人の生徒がハイスクールから入学できるローカル系インターナショナルスクールでもあります。「精神性、相互理解、国際感覚、リーダーシップ、経験、奉仕」を学校の理念として掲げています。
St Joseph’s Institution International Schoolの教育方針
◎SJIIコミュニティー
保護者にも積極的に学校行事に参加することが求められ、先生と生徒・家族が一体となって学校生活を豊かにしています。エレメンタリースクールは生徒数604名と決して大規模ではありませんが、その分先生やアドミッションスタッフも生徒やその家族のことをよく理解していて、SJII全体がひとつの大きな家族のような雰囲気を醸し出しています。
◎重んじられる情操教育
隣接するハイスクールとともに、カトリックのラ・サール修道会が母体のインターナショナルスクールですが、カトリック信者でない子どもたちも大勢通っています。美しいチャペルで行われる週1回のミサは自由参加です。
全生徒を対象に情操教育として「Virtue(道徳)プログラム」を取り入れています。「Caring(思いやり)」「Patience(忍耐)」「Courtesy(礼儀)」「Orderliness(規律)」など、国籍・文化・宗教を超えて普遍的な美徳を週ごとにとりあげ、授業中や朝礼、遊びの場において意識し行動することを求めます。「美徳とする行いを日々の生活の中で実践することに重きをおいている」とエレメンタリースクールのLouise Grant校長は言います。先生方も子どもたちに対して「あなたの今学んでいる忍耐を見せてごらんなさい」「思いやりを実践してくれてありがとう」などの言葉かけを毎日の学校生活で意識的におこなっています。
◎IPC、シンガポールMath、中国語
ハイスクールではIGCSE(英国の制度を基礎とするカリキュラム)と国際バカロレア(IB)のカリキュラムを、エレメンタリースクールではIBと同様に認知され世界65カ国で導入されている「インターナショナル・プライマリー・カリキュラム(IPC)」を採用しています。実際に体験し調べ考えさせる「Unit of Work」という授業はもとより、IPCでは科学的要素も重視しています。
算数プログラムは「シンガポールMath」を導入しています。このプログラムは、国際数学・理科教育調査(TIMSS)で上位3位以内に入るシンガポールがローカルスクールで採用しているもので、具体的事物から抽象的な思考へ移行する力を養い問題解決能力を高めるという定評があります。
中国語は、エレメンタリースクールの全学年で毎日学習します。中国の文化に触れる機会も多く、低学年では「話すこと」「聞くこと」を重点的に学びます。
英語は全学年で「Language Arts」として毎日の読書とライティングで基礎をかためつつ各アクティビティにさまざまな形で楽しく取り組んでいます。Book Week、Math Week、グローバルコンサート、クリスマスコンサートやCelebration of Learning(年に数回の学習発表日)など多様な学校行事が年間を通して開催され、学校のミッションである「他者と調和しながら学習し生きる姿勢」を学んでいます。
School Data
※ 以下はエレメンタリースクールのデータです。ハイスクール(12歳~18歳)の詳細はお問い合わせ下さい。
【学年】Prep1(4歳)~Grade6(12歳)
【入学金 (GST込)】S$1,605( 在校生兄弟はS$1,070)
【年間授業料 (GST込)】$22,432.55
【ウェイティング】あり
【全校生徒数(日本人生徒数)】604名(29名)
【1クラス生徒数】22人
【学期】2学期制
【英語サポート体制(ESL)】特になし
※本文は2012年9月25日現在の情報です。