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笑顔になれるコラム

vol.16 「受験の結果」や「偏差値」で悶々としないで

2018.03.23

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古今東西、子育ての悩みは尽きません。特に海外では、海外ならではの環境も加わり、悩みは深くなりがちです。Springでは、これまで国内外で数多くのご家族を見守り、支えてきた専門家の方からの温かいメッセージをお届けしています。

早稲田アカデミー・ウエスト校 校長
高沢 祐治先生

高沢 祐治 校長先生

文部科学省が2016年に発表した学校調査によると、中学受験を経て進学する生徒の割合は全体の7%程度です。例えば1クラス35名として考えると、中学受験をするのは2~3名、中学受験で難関校に合格するのはクラスに1名程度という計算になります。つまり、仮に難関校に合格できなかったとしても、それは「クラスで1位になれなかっただけのことだ」と考えられるのです。クラスでトップになれなくても、実力を持っている生徒はたくさんいます。ですから、「うちの子は出来が悪い」などとは決して思わないでください。

次に偏差値について考えてみましょう。偏差値50以上を取るのは、クラス全体の約半数の生徒です。では、偏差値60以上はクラスに何名いるでしょうか。偏差値60以上とは全体の約16%となり、35名のクラスであれば5~6名です。もちろん「クラス5位では不満」と考える保護者もいらっしゃるでしょう。しかし、「5位に入れたのだから才能はあるはず」とお子さまを信じることの方が、ずっと建設的であるのは明らかです。叱咤激励の言葉をかけていくことで親子が前向きになれば、今後さらに良い結果を生むことも十分に考えられます。

まずは、「受験の結果」や「偏差値」で期待通りの結果が得られなかったからといって、親子で悶々とする必要はないのだと気づいてください。また、お子さまの成績が理由で心穏やかになれず、励ましの言葉をかけられない、前向きになれない場合は、お通いの塾の先生に気軽にご相談することをおすすめします。塾の先生はお子さまを異なった視点で見ているかもしれません。

勉強というのは、お子さまが要所を抑えられるようにさえなれば、結構得意になれるものです。頑張れば、相応に伸びていくものなのです。ですから、お子さまを信じてあげてください。だってお父さま、お母さま、あなたのお子さまなのですよ!

※早稲田アカデミーに関する情報はこちらをご覧ください。

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