• ローラスインターナショナルスクール
• Canadian Academy
• North London Collegiate School Kobe
• UWC ISAK
• 昭和女子大学附属昭和小学校

 首都圏の都市部を中心に過熱する中学入試でも、グローバル時代への対応が進んでいます。40年以上、中学入試をつぶさに見てきた首都模試センター取締役教育研究所長・北一成 氏に近年の傾向についてお話を伺いました。 

 これからの国際人は英語が話せて当たり前で、数学やテクノロジーで論理的に世の中の課題を解決する力が求められます。学校側も英語力を評価する入試を導入したり、記述式問題を増やしたりと、入試内容そのものが変容しています。コロナ禍や東京オリンピックを経験した今の30～40代の保護者は、特に時代の流れに敏感で、グローバル教育の重要性を強く認識しており、50～60代の親が経験した偏差値教育とは明らかに価値観が変わっています。  

中学・高校のグローバル教育といえば、古くから渋谷教育学園幕張、渋谷教育学園渋谷、洗足学園、頌栄女子学院などが海外帰国生を積極的に受け入れるなどして牽引してきました。近年特筆すべきは、広尾学園や三田国際学園といった、平成から令和にかけて新しい挑戦を積極的に行ってきた学校です。広尾学園は2007年に授業の大半を英語で行う “インターナショナルコース”をつくり、生徒の海外大学進学を支えてきました。三田国際学園は、国際学生科学技術フェア（ISEF）への選抜などコンクールの受賞実績がめざましく、2025年春、“三田国際科学学園”に校名変更します。海外大学進学者数で、やがて渋谷幕張に迫る可能性さえ感じられます。  

このほか存在感を示しているのは、IBカリキュラムを採用する学校や、ダブルディプロマ・プログラムを導入する学校です。2024年4月に開校した小中高一貫の開智所沢は、比較的規模の大きい私学ですが、生徒全員にIBカリキュラムを提供します。文化学園大学杉並のダブルディプロマコースも隠れた名コース。カナダと日本の高校卒業資格を同時に取得でき、卒業生はトロント大学、ブリティッシュ・コロンビア大学のほか、早慶ICUなど国内の難関大学に進学しています。女子校では、難関の豊島岡女子が、2025年度入試から新たに「算数・英語資格入試」を実施し、注目を集めました。「初年度は“若干名”の募集に対し、実質約6.0倍と予想通りの高倍率に。算数（数学）の高い学力と、英語教育の重要性が高まる今、中学入試のトレンドといえるでしょう。グローバル教育に舵を切った男子中高一貫校にも注目です。巣鴨は、英イートン校など高い教育レベルをもつ世界の中学・高校が加盟する組織“World Leading Schools Association（WLSA）”に2020年、日本の学校として始めて加盟しています。渋谷幕張と併願する生徒が多い市川や、IELTS推進校に認定された佼成学園も、国際教育での実績をあげています。 

Laurus International School of Science
ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス

◉ イノベーターを育成する「理系に強い教育」
◉ プリスクールから高等部までの一貫教育 
◉ ケンブリッジ大学国際教育機構（ケンブリッジインターナショナル）の認定を受けた日本でも数少ない教育機関
◉ 初等部から国語の授業あり

カリキュラム

初等部・中等部では、本校独自の「STEMカリキュラム」と「ケンブリッジ国際カリキュラム」を組み合わせた探究型、プロジェクトベースの学習を展開。 

Science
科学的なプロセスを重視し、論理的思考力や実験・研究のスキルを身に付ける。本格的なリサーチを通して研究の手法や論文の書き方を学び、科学者としての一歩を踏み出します。

Engineering&Technology
エンジニアリング＆テクノロジーを学びます。3Dプリンターやレーザーカッターなど最先端の設備を有しており、講師や仲間と共に試行錯誤を繰り返しながらプロダクトを作りあげます。

ICT programming
AI、情報セキュリティーやブロックチェーン等について国際基準で学びます。ゲームアプリも開発し、身近な課題から社会に役立つものを開発し実 現するプロセスを体感します。

Entrepreneurship
子どもたちが関心ある分野の研究をビジネスにつなげるためのスキルや問題解決力、創造力や独創性を育みます。校内で多数開催されるコンテストで、身についたビジネスの基礎力を実感していきます。

入学情報

編入随時　まずはスクールツアーにお越しください

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CANADIAN ACADEMY 神戸

◉ 国際都市・神戸で110年の歴史があるインターナショナルスクール 
◉ 3歳から18歳までが学べる国際バカロレア（IB）一貫校
◉ 40ヵ国以上から集まる生徒約670名が在籍
◉ 寮併設（高校生以上）、アジアで最も古いボーディングスクールの一つ 

Imperial College London,   London School of Economics,   University College London, University of Amsterdam

Lindsey Berns 校長より

伝統と革新的なアプローチで 世界をリードする

カネディアン・アカデミイ（CA）は、思考を刺激し、思いやりの心を育むことを大切にし、価値観に基づいた温かい環境の中で、世界水準の教育プログラムを提供しています。  CAでは国際バカロレア（IB）プログラムを全学年で採用しており、生徒たちに深い探究心と振り返る力を育むことで、世界のトップ大学への進学を可能にします。  生徒たちは、広々としたキャンパスで、最先端の施設を活用しながら学んでいます。また、関西地域の中心に位置することで、様々な文化的・学問的な体験を得られるだけでなく、多くの多国籍企業を含む地域パートナーとの長年にわたる関係を通じて、豊かな学びの機会が提供されています。  CAは、世界をリードするインターナショナルスクール（通い＆ボーディングスクール）としての評価を確立しており、優れた教育者たちが集まり、生徒たちに生涯にわたる学びへの情熱を育むことに尽力しています。そして、生徒たちは探究し、振り返り、思いやりを持って世界に貢献する力を身につけていきます。卒業生たちは、常にCAを心に留め、活発な同窓会ネットワークを通じて、生涯にわたるつながりを築いています。

Boarding

CAのボーディングプログラムは、生徒たちが安心して過ごせる温かく思いやりのある環境を提供することを大切にしています。ボーディングの生徒たちは、お互いを「第二の家族」と呼ぶことが多く、世界中から集まった仲間とともに生活する中で、生涯にわたる深い友情を育んでいきます。  プログラムは、寮監（ドームペアレンツ）とオンコールの看護師によって支えられており、彼らはボーディング生と共にダイニングエリアで夕食を囲みます。裏庭でのバーベキューや週末のバスケットボールの試合、誕生日のお祝いや夜の語らいなど、日々の何気ない瞬間が強い絆と帰属意識を育んでいきます。  また、ボーディングプログラムは、生徒たちに自信、自立心、責任感を養う機会を提供します。日本での生活を経験し、異なる文化的背景を持つ仲間と共に暮らすことで、思いやりや時間管理の大切さを学びます。こうした貴重な生活スキルを身につけることは、卒業後の独立した生活への最高の準備となるでしょう。 

University Destinations

世界トップクラスの進学カウンセリング・プログラムの指導により、生徒は世界中の一流大学に進学しています。

過去5年間の主な進学実績
Japan :
 The University of Tokyo　Waseda University     Keio University　Sophia University     International Christian University　Osaka University     Doshisha University
North America : 
Columbia University　Stanford University     McGill University　University of Toronto     The University of British Columbia
Europe :
 London School of Economics     Imperial College London　King's College London     University of Amsterdam     Les Roches Schools of Hotel Management, Switzerland
Asia :
 University of Hong Kong     Yonsei University, South Korea     National University of Singapore

Admissions

出願期間： 10月から1月まで（次年度8月始まりに向けて）
年間を通じて編入を受け入れ（空きがある場合に限る）。
面接では「本校で何を実現したいか」「どんな力をつけたいか」を中心に質問。

在校生の声

G10  R.M.さん 
スイスに2年半滞在

海外滞在中にIB校で学び、そこで身に付けた「自立して学ぶ」という力を伸ばし続けたいと思ったのでIB校であるCA を選びました。充実した施設にも魅力を感じました。CAの部活動は多彩で、興味がある活動が多く充実した学校生活を送っています。先生方はフレンドリーで何でも相談しやすく、常に生徒一人ひとりのことを気にかけてくださいます。勉強でわからないところも丁寧に教えてくれるので、さらに聞いてみようと探究心が芽生えます。将来は、オーストラリアでスポーツマネジメントを学びたいと思っています。

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North London Collegiate School（NLCS）Kobe

◉1850年にロンドンで開校した英国の名門校 
◉海外校4校目として2025年8月に神戸に開校（Grade1～6対象）
◉ 厳格なカリキュラムのもと、好奇心を育みながら「クリティカル・シンキング」や「問いを発する探究学習」など世界標準の学びを提供     ※「国際バカロレア・プログラム」申請中 
◉「グローバルな視野」と「日本人としてのアイデンティティ」を備える真のバイリンガルを育成

マシュー・ウィリアムズ校長より
英国およびインターナショナルスクールで20年以上の指導経験

Start Here, Go Anywhere ～日本人の真心を持った国際人材を育む～

ノースロンドン・カレッジエイトスクール（NLCS）神戸は、お子さまの意欲とチャレンジ精神を育みながら真の「国際教育」を提供します。同校では「高みを目指す学び」を理念とし」、質の高い学びを教員皆が温かくサポートしていきます。特に神戸校では、「日本人の真心」を持った国際教育を重視し、日本の未来を担うリーダーを育成します。日本で本格的な国際教育をお探しのご家族が、本校の一員なられることをお待ちしています。

エリサベト・グンジ副校長／アカデミックリーダー
NLCS英国校で18年以上のカリキュラム構築、指導経験

全教員が英国本校で研修を受け、伝統ある教育をお届けします。

カリキュラム

ジュニアスクールからシニアスクールまで、自主的に学ぶ力やリサーチ・スキル、リーダーシップを養い、将来の大学進学やその後の進路に備えます。  国際教育の学びと並行して、日本語を重点的に学び、茶道をはじめとする伝統文化にも親しみ、「世界で活躍できる日本人」としての素養を身につけます。

ジュニアスクール（Grade1～5:6～11歳）
テーマに基づいた学習：分野および主要科目を横断する学び 科目：    英語、数学、理科、社会、音楽、演劇、美術、デザイン、体育、     ダンス、PSHE（個人 ・社会・健康・経済の総合学習）整えています。 ※英国の全校で取り組む、健康的かつ経済的に安定した生活を送るための教育プログラム 

シニアスクール（Grade6～12:11～18歳）
カリキュラムは国際的に認知された枠組みに従い、生徒が高等教育や将来の職業に就くための準備をしていきます。「国際バカロレア（IB）プログラム」申請中。  

英語イマージョン教育
世界各国への進学とグローバルに活躍できるリーダーシップとキャリアに備え、授業はすべて英語で行われます。日本語を話すスタッフが生徒をサポートしながら英語を習得する環境で、効果的に英語力を強化し使いこなす自信も養います。

 

ボーディング（学寮）

 28年8月には、六甲山にGrade6～12対象の「シニア・スクール」を新設予定です。「通学」「全日ボーディング」または月～金のみの「ウィークデイ・ボーディング」を選択することが可能です。なお、28年以降もGrade1～5は引き続きアジアワン・キャンパス（デイ・スクール）に通学します。

入学情報

オンライン説明会　2025年4月３日（木）  　
入学を希望される保護者や生徒のために定期的に説明会を開催しています。カリキュラム、教育方法、学校環境についてご紹介します。 
お申し込み・詳細はこちらをご覧ください。
https://nlcskobe.jp

出願情報

ローリング方式により、年間を通じて募集（入学審査・面接あり）。 
出願のお問い合わせ：https://nlcskobe.openapply.com/roi 
オンライン出願：https://nlcskobe.openapply.com/ 
※入学選考にはCBT（Computer-Based Test）を用い、主な審査基準は認知能力と算数・英語力。筆記試験あり。

 

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UWC ISAK Japan
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン

◉2014年に軽井沢に開校した、日本初の全寮制国際高校
◉ユナイテッド・ワールド・カレッジ（UWC）の加盟校
◉世界80ヵ国から集うさまざまなバックグラウンドの生徒とともに学ぶ
◉国際バカロレア認定校であると同時に、文部科学省認定の一条校

カリキュラム

開校から3年後の2017年に、「教育を通じて、人々や国や文化を結び、平和と持続可能な未来に貢献する」という教育理念のもと活動している教育機関、ユナイテッド・ワールド・カレッジ（UWC）に加盟しました。UWCは1962年に創設され、これまで全18のUWC校より6万人の卒業生が輩出されています。

本校の建学精神は、自ら問いを立てて考え抜き、困難な状況であってもポジティブに挑み、より良い時代を創っていくチェンジメーカーを育むことです。生徒は、10年生のプレIBプログラムと11～12年生のIBプログラム、クラブ活動、寮生活を通して、世界80ヵ国から集うさまざまなバックグラウンドを持つ仲間たちと触れ合い、自分と異なる価値観・考え方を受け入れ、異なった強みを活かしながら高め合うことを学びます。国際バカロレア認定校であると同時に、文部科学省認定の一条校であるため、生徒は卒業時に国際バカロレアと日本の高校卒業証明書の両方を授与します。

入学情報

 現在海外に住まれている日本国籍の方、日本に既にご帰国されている方も含め、出願資格を満たされていればどなたでも出願していただけます。 

出願
10年生入学のオンライン出願（1次選考）は、9月の第1週から受付開始、締切は12月の第1週。その後、1次選考を通過された方は、1月中旬～2月にかけて、オンラインでの面接とグループ選考。

キャンパスツアー 
詳細はウェブサイトをご確認ください。9月以降にキャンパスツアー、オープンハウスを開催予定。
※見学のご希望の場合は、必ず事前にアドミッションオフィスまでメールでご連絡ください。 

Showa Women’s University Elementary School 
昭和女子大学附属昭和小学校 

◉「国際コース」「探究コース」がある共学小学校 
◉日本の小学校（一条校）初のケンブリッジ国際認定校 
◉「国際コース」では英語と日本語で楽しく学びながら     グローバル社会で活躍できる基礎力を育成 
◉「探究コース」では気づいて、やって、考えてみる活動を通し知的好奇心と探究心を育成 

カリキュラム

学習指導要領に基づいた「国際コース」 
「英語を母語」とする子どものように英語に浸るイマージョン教育を行います。学校教育法の一条校（小・中・高等学校の卒業資格が得られる学校）における首都圏先駆のコースとして、グローバル社会に通用する英語教育で、世界基準の力を育みます。

ケンブリッジ・プライマリー導入へ 
「国際コース」では、国語や道徳・社会は日本語で学び、他の教科（全授業の約65％）は英語で活動します。ケンブリッジ国際による「初等教育プログラム」の導入により、世界に心をひらくグローバルマインドを育成します。
※一方、「探究コース」でも英語教育を充実。音楽・図工・体育の一部を専科教員と英語科教員が教える「e-MAP」や、教科連携で調理や実験を英語で実施し、小学6年では英語でプレゼンテーションができるレベルを目指します。

入学情報

学校説明会日程（予定）
事前予約制、詳細は本校ウェブサイトをご覧ください。 

校舎見学ツアー 
随時 
国際コース授業体験会 
8月23日（土）
説明会　
4月13日（日）・5月10日（土）・6月14日（土）・9月6日（土） 
※個別見学も可能です。直接お問い合わせください。

入試日程（予定）

出願時期    10月初旬
❶ 親子面接    10月の土・日 
※国際コースを希望される場合は、お子さまに対して英語でのやりとりがあります。
❷ 発育調査    11月初め

進学実績  女子は8割が附属中高へ進学、男子の主な進学先は以下の通り。

筑波大学附属駒場、青山学院、浅野学園、麻布学園、海城、学習院、暁星、 慶應義塾中等部・普通部、攻玉社、國學院大学久我山、栄東、巣鴨、成蹊、聖光学院、 東京農業大学第一、函館ラ・サール、法政大学第二、本郷、武蔵、明治大学附属中野、立教池袋、 立教新座、早稲田など。 大学は昭和女子大学（同大学・テンプル大学のデュアルディグリーを含む）、首都圏私立大など。

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