英語で学士を取れる日本の大学
英語で学士を取れる日本の大学(2019年)
東京工業大学の融合理工学系国際人材育成プログラム
東京工業大学では、国際社会が抱える複合的課題を解決するグローバルエンジニアの育成を目指すべく、2016年4月より英語による学士課程「融合理工学系国際人材育成プログラムGSEP(Global Scientists and Engineers Program)を導入しました。今年で4年目を迎える同プログラムは外国人学生を対象にしていますが、環境・社会理工学院所属の日本人学生も2年次に融合理工学系を選択することで、GSEPで提供される数学、工学、国際開発、社会環境政策などの講義を英語で受講することができます。
必修となるプロジェクトベースドラーニング(PBL)の講義群は、融合理工学系の日本人学生とGSEPの留学生がともに英語で議論・研究を進める科目として展開しています。入試形態は引き続き一般入試であるため、日本語での高い学力が求められますが、今後もさらに英語で履修できる科目を増設する予定です。

現在、GSEPにはタイ、インドネシア、モンゴル、ベトナム、マレーシア、フィリピン、韓国、台湾からの国費・私費留学生が、4学年にわたり計53名在籍している。融合理工学系の日本人学生2、3、4年生とともに学ぶ講義や研究室ゼミなどの機会に英語で活発な議論が展開されている。
東京工業大学
<入試形式>
日本語入試(一般入試・AO入試、センター試験利用)
<英語学位プログラム対象学部>
環境・社会理工学院融合理工学系
<入学時期>
4月
<募集人数>
45名(留学生を含む2年次受け入れ可能人数)
1年次の必修科目(数学系4科目、物理、化学、生物など)でも英語で受講可能だが、日本語の方が選択肢は多い。2年次からはGSEPと同じ英語の講義を選択可能。工学系の各分野を学びながら専門分野の確立を目指す。
取材先(※各大学名をクリックすると詳細ページに移動します): <私立大学>慶應義塾大学立命館大学立命館アジア太平洋大学(APU)早稲田大学<国立大学>岡山大学筑波大学東京工業大学 |