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英語で学士を取れる日本の大学

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2017.09.25

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英語による経済学部「PEARL」が慶應義塾大学で始動

専門性の追求を徹底している慶應義塾大学では、16年9月、経済学部においてPEARL(Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)が新たに開設されました。PEARLは、11年9月に開設された環境情報学部(GIGA)に続き2つ目の英語による学士取得プログラムです。元々存在していた経済学部のカリキュラムが、全て英語化されて生まれ変わりました。

英語による経済学部「PEARL」が慶應義塾大学で始動

英語による経済学部「PEARL」が慶應義塾大学で始動

当プログラムの特徴は「経済学」という専門性を支柱に、将来世界規模で活躍できる人材を育成することです。そのため世界のトップレベルの大学との協定強化にも力を入れており、フランスのパリ政治学院における2年留学や、イタリアのボッコーニ大学における1年留学を伏せ合わせたダブル・ディグリー・プログラム※の他、慶應義塾大学経済学士号とHEC経営大学院修士号やパリ政治学院の修士号の双方を5年間で取得する学士・修士プログラムなどが充実。また、16年度4月からは、英語で一般教養教育を行うGIC(Global Interdisciplinary Courses)が始動し、学生は学部の垣根を越えて、総合教育科目においても英語で授業履修ができるようになりました。入試の段階で日本語能力は全く問わず、英語のみで応募。自己推薦文(Statement of Purpose)や推薦状(Letter of Reference)を基にした総合的評価をとっており、学生一人ひとりに備わった真珠(”pearl”)のような多様性・潜在性を大いに歓迎しています。伝統的ペーパーテストの改善がうたわれ続けてきた大学受験も、そのプログラム自体の多様化によって、日本国外で得た英語力・課外活動を存分にアピールできる場へと進化を遂げていることが伺えます。

※英語名Double Degree Programme。複数の大学が、単位互換制度を活用して、学生に複数の学位プログラムを修了させることにより複数の学位を授与する取り組みのこと。

PEARLでは海外大学の授業さながらの、国内外の学生が熱い議論を英語で交わしている。

PEARLでは海外大学の授業さながらの、国内外の学生が熱い議論を英語で交わしている。

慶應義塾大学

【入試形式】自己推薦文(Statement of Purpose)、SAT/ACT/IB いずれかのスコア、TOEFLまたはIELTSのスコア、推薦状(Letter of Reference)、高校成績証明書を基にした総合評価
【英語プログラム対象学部】経済学部PEARL、他
【入学時期】9月
【募集人数】日本人学生、外国人学生、計100名ほど

教員の多くは海外で学位を取得。推薦状では海外でのボランティア活動など高校時代に行ったさまざまな活動の自己アピールが可能。慶應義塾大学「英語のみで学位が取得できるプログラム」詳細はこちら
https://www.keio.ac.jp/ja/academics/international/programs-offered-in-english/index.html

在校生の声:慶応義塾大学 福地 佳奈 さん

慶応義塾大学 福地 佳奈 さん

慶応義塾大学 福地 佳奈 さん

Q1. 大学入学までの海外経験 、留学経験や英語の学習経験について教えてください。
生まれてすぐから5歳までシンガポールで幼稚園に通いながら幼少期を過ごし、その後帰国し、小学6年生まで日本の市立の幼稚園と小学校に通いました。日本にいた際は特に英語を学んだりはしていませんでした。
小学6年生の時に親の転勤でアメリカへ引っ越し、現地の中学校に3年間と高校1年間だけ通った後、慶應義塾ニューヨーク学院へ進学し、3年間寮生活をしながら全体の7割の授業を英語で受けていました。

Q2. PEARLを志望したきっかけ・理由を教えてください。
日本語による学部に入ってしまうと、中学・高校で培ってきた英語力が落ちてしまうことが不安だったのが1つの理由です。また、今までよりも高度な英語を学びたかったということもありました。

Q3. PEARLで学ばれる中で 、印象的なこと・非常に良かったと思う点を具体的に教えてください。
学生が、日本人だけでなく外国人も多くいたことが特に印象的でした。日本にいるにも関わらず、海外の現地校に通っているような気分です。また、従来の学部は大教室で教授からの一方行の講義が主だと思われますが、PEARLは逆にそのような授業は全くなく、少人数制のものが多いのが良いと思います。教授と生徒間で緊密なコミュニケーションを図ることができ、授業内容について積極的に学ぶことができます。

Q4. 英語で学士を取得後の目標を教えてください。
まだ明確な目標は決まっていないのですが、外資系企業で働きたいと考えています。日本と海外を繋ぐ手助けができるよう努めていきたいです。

在校生の声:慶応義塾大学 久保 航太 さん

慶応義塾大学 久保 航太 さん

慶応義塾大学 久保 航太 さん

Q1. 大学入学までの海外経験 、留学経験や英語の学習経験について教えてください。
私は父の仕事の関係で海外に何度か住んでおり、3歳からポーランドで現地のCanadian Schoolに通いました。その後にワルシャワ日本人学校に入学し、その後小学1年の冬からは、平日はイギリスのLodge School、土曜日には補習校という形で2校の学校に通いました。高校でニューヨークに行く数ヵ月前にはサウジアラビアにも住んでおり、その後ニューヨークで慶應義塾ニューヨーク学院にて3年間を過ごしたのちにPEARLに入学をしました。

Q2. PEARL を志望したきっかけ・理由を教えてください。
将来、世界を舞台にした仕事をするためには、英語での専門的な知識と高い日本語の能力が必須と考えていた中、慶應義塾ニューヨーク学院の学部説明会でPEARLの存在を知りました。 私は慶應義塾ニューヨーク学院にいた頃、経済学の授業を受講しており、経済学にとても興味を持ち始めていました。母国にいて、日常生活では日本の文化に触れ、日本語の能力を磨きながらも、大学では、全ての授業を英語で行い、高度な経済学を学べる慶應義塾大学のPEARLは、私にとって理想的なプログラムであったため、PEARLを志望しました。

Q3. PEARLで学ばれる中で 、印象的なこと・非常に良かったと思う点を具体的に教えてください。
周りの学生の意識レベルと向上意欲が非常に高いということです。普段の授業の中でも本気で知識を身につけ、自分の成長につなげていこうという強い意志がありますし、授業外でも積極的にインターンへの参加やフリーペーパーの作成、チャリティーイベントの開催など、学生個人が自らを高めるために熱心に活動しているというところがPEARLの特徴だと思います。

Q4. 英語で学士を取得後の目標を教えてください。
PEARLで学んだ後には今までの経験を生かして世界を舞台にするような仕事に就きたいと考えています。これまでの人生の中でいくつかの国に住んだ経験が、私の海外への好奇心を刺激し、より一層他の国にも飛び込んで行きたい、という夢ができたからです。また、これまでに培った英語力と日本語力、更にバイリンガル、バイカルチュラルな教育を受けてきたことを活かすことができ、国際貢献できる仕事に就きたいと思っています。

取材先(※各大学名をクリックすると詳細ページに移動します): 
慶應義塾大学早稲田大学立命館アジア太平洋大学(APU)立命館大学東京工業大学

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