学校・幼稚園コラム
第14回 書道体験

11月に日本の伝統文化を学ぶ行事の一つとして「書道体験」を行います。まずは「書き初め」の由来を知り、その後「水書」を行います。実際に筆を使う体験を通じて、日本の伝統文化である書道に親しむことをねらいとしています。

書道体験のねらい
① 正しい文字の書き方や筆の運び方を身につける。
②「 とめ・はね・はらい」の感覚を理解する。

第14回 書道体験 今年は感染症対策として、各クラスの教室で実施しました。

昨年から補習校では墨ではなく、水を使う「水書」を導入していますが、長所として以下の点が挙げられます。
① 服を汚す心配がなく、準備や後片付けが容易である。
② 何度も繰り返し字を書くことができるので、正しい筆の運び方を覚える。
③ 水が乾けば繰り返し使用できるので経済的である。

特に、「とめ・はね・はらい」に気をつけて字形を書くことは、多くの字を正しく書けるようになる秘訣です。この書道体験を通じて、児童生徒たちが字を上手に書こうとする意欲を持つことと、「日本人会書き初め展」に多くの作品が出品されることを願っています。

学年めあて
小1・2年姿勢や用具の持ち方に気をつけ、丁寧に書く。
点画の長短、接し方、交わり方に注意して、筆順に従って正しく書く。
小3・4年文字の組立て方に注意して、文字の形を整えて書く。
文字の大きさや配列に注意して書く。
小5・6年点画の筆使いや文字の組立て方を理解しながら字形を整えて書く。
字配りよく書く。
中学部字形、文字の大きさ、配列・配置などに配慮し、調和よく書く。
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