中学からインターナショナルスクールへ
「国際A-Levels」で好成績！～日本人奨学生の体験談～

イートンハウス・インターナショナルスクールでは、高校卒業資格として「国際A-Levels」を採用しています。英国の「A-Levels」は、世界で最も認知されている高校卒業資格であり、同等の資格で世界各国のインターナショナルスクール生などに提供されているのが「国際A-Levels」です。「国際A-Levels」では生徒の興味や得意分野に合わせて科目選択ができ、深く学ぶことができます。

今回は、2024年本校オーチャード校を卒業した黒木駿さんの体験談をご紹介しましょう。国際A-Levelsで見事全科目でA評価を獲得した駿さんの学びとイートンハウスの魅力について聞きました。
※シンガポールと中国において同校は唯一、レッジョ・チルドレン・インターナショナル・ネットワークと正式に提携している学校です。

Q. 転校した時のことを教えてください。

A. Year 9の頃でした。日本の学校から編入したので、初めは英語がうまく使えず、言葉の壁に大変苦労しました。初めてのインターナショナルスクールでの経験は毎日が挑戦の連続でしたが、私が通うオーチャード校ではすぐに友だちを作ることができ、かけがえのない友情に恵まれました。英語環境に没入したことで、英語力も徐々に向上することができました。

Q. 先生のサポートや学校のコミュニティはいかがでしたか。

勉強や新しい環境になじむのが大変だった時期は、常に温かくそして忍耐強く時間をかけてサポートしてくださいました。また、国際A-Levelsや大学出願についても大いに相談にのってくださり心強かったです。先生、仲間、そしてイートンハウスのコミュニティに常に励ましていただき「ここが自分の居場所なのだ」と帰属意識を持てたおかげで、自分は頑張れたと感じます。

Q. 奨学生としてどのようなお気持ちでしたか。

A. イートンハウスの奨学金をいただいたので、学業に深くコミットし常に高みを目指して懸命に学びました。また自分のためだけでなく、このコミュニティにお返しをすることを意識して、さまざまな活動や挑戦を続けました。生徒会に所属したことで、レジリエンス（回復する力）やリーダーシップを身につけることができました。クロスカントリーのキャプテンになり、学校対抗の試合ではメダルを獲得でき感動しました。

また、Duke of Edinburghプログラムでは友人とともにタイに赴き、学業だけでなく人間性も成長できたと感じています。

Q. 成長できたことは。

A. 学校生活を通じてレジリエンスやタイム・マネジメント、そしてクリィカル・シンキングを身につけることができました。一番の成長は、やはり物理と数学にかける熱意を形にできたことです。先生のご指導と学校という環境が物理や数学への情熱を育ててくださったと思います。私は小さい頃から外国に瞬時に旅できる「テレポーテーション」などを夢見ていました。テレポーテーションの概念は物理の領域であり、だからこそ大学では物理の分野を専攻したいと思っています。プロジェクト研究である国際A-Levelsの「Extended Project Qualification（EQP）」では、先生のご指導により高度でより深掘りの研究をすることができました。