「ビジネス・技術教育評議会（BTEC）」での実践
～創造力を開花させる学び～

スタンフォード・アメリカン・インターナショナルスクールの高等部では、「国際バカロレア（IB）」や「米国アドバンスト・プレイストメント（AP）」だけでなく、「ビジネス・技術教育評議会（BTEC）」プログラムを選択することが可能です。芸術分野やビジネスでの研鑽を積むことができる英国の学習過程「BTEC」での取り組みをご紹介します。

実践的な「BTEC」の学び

本校の「BTEC」プログラムでは、大学進学のためだけでなく社会でのキャリアや幅広い人生の課題に対応できるように、実践的かつ理論的な知識を身につけていきます。

「BTEC」で「アート&デザイン」を選択した生徒たちは、自らの情熱をクリエイティブに表現しています。今回は小さなベンチャー・ビジネスを立ち上げるプロジェクトに取り組みました。まずは、綿密なリサーチと初期段階のプロトタイプ設定、その後は商品の製造に加えブランディングとマーケティングを行いました。

実地体験の一環として、資金調達の人気テレビ番組「シャーク・タンク」を模したセッションで、生徒自らビジネスモデルを発表し、投資家役である教員たちにアイディアを売り込みました。フィードバックをもとにセールストークや商品コンセプトの改善を重ねていきました。こうして、「BTEC」は机上の学びではなく、より実践的で複数の科目を横断する学びを通してさまざまなスキルを強化していきます。

生徒たちは、コンセプトの開発から販売まですべての業務に参加することで、顧客と直接関わり自分たちの創り上げた商品が店に並ぶまでのプロセスを深く理解することができました。小さなビジネスを立ち上げた経験は、今後のキャリアにおいても非常に大きな意味を持つでしょう。

想いが詰まった商品が完成

いよいよ生徒たちの商品が完成しました。テヴィは自分が緊張や心配すると落ち着きがなくなることをヒントに、3Dプリンターでグニャグニャに動く「ミミズのキーホルダー」を作りました。ファッションとアクセサリーが好きなサラは、粘土で「ペンダント・チャーム」を手作り。ロリアンはユーモアをデザインに取り入れ、ウィットに富んだ「ステッカー」や「バッジ」、さらには「ボーチ」「トートバッグ」まで作りました。エマは、「クリスマス・オーナメント」を、ワイアットは木工に強く惹かれて「竹製のキャンドル」、「イヤリング」、「ヘアスティック」、「スピーカー」を作りました。

商品は本校で開催された冬のフェア「ウィンター・ワンダーランド」で販売され、その収益はSGD1,304に上り日頃お世話になっている本校のメンテナンス・チームの皆さんへのプレゼントに使われました。小さなベンチャー・ビジネスの成果は、こうして「コミュニティへの恩返し」として有意義に終えることができたのです。

1 Woodleigh Lane (Off Upper Serangoon Rd), Singapore 357684
+65-6653-2949（入学課）
admissions@sais.edu.sg
https://www.sais.edu.sg/

●2025年4月25日（金）

Elementary School（小学部）オープンハウス

●2025年4月26日（土）

Early Learning Village（幼稚部）オープンハウス

Stamford American International School
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