バイリンガル教育
英語を本気で武器にする! vol.6 ~日本の学校の取り組み~
今回のアンケートへの各校の回答詳細を学校ごとにお伝えします。
国際高等専門学校
Q. 英語授業の特徴や他校と異なる点、また使用教材について教えてください。
A. 本校の英語の授業では単語や英文を暗記するのではなく、ペアやグループになってディスカッションし、英語のまま意味をとらえ表現することから始める。
また、英語で科学・技術・工学・数学を統合的に学ぶSTEM教育を実施し、プログラミングやハードウェアの基礎的な専門技術と知識を幅広く学びながら、理工学的思考力と創造的に発想する力を養っている。
また、これらSTEM科目に関わる基本的な英語表現を学ぶ科目として、「ブリッジイングリッシュ」という科目を1年次前期に設置しており、専門用語の習得への対応を図っている。
使用教材は「Leo Jones, Let’s Talk 1, 2nd ed., Cambridge Univ. Pres」、「Higher Level Mathematics 2012 Edition by Ibrahim Wazir and Tim Garry」、「CONCEPTUAL PHYSICS by Paul G. Hewitt」、「Pearson Chemistry 2017 edition, Wilbraham, Staley, Matta, Waterman」、「Sams Teach Yourself HTML, CSS & JavaScript Web Publishing in One Hour a Day, Safari Publishing」など。
Q. 海外在住の受験生(日本人学校生・英語圏以外の在住者などを含む)へのアドバイスがあればお願いいたします。
A. 帰国生や海外日本人学校出身者は、入学時において基本的なコミュニケーション力、特にリスニング力が国内生と比べて比較的高い傾向にある。入学後は、リーディング・ライティングを含めた4技能の強化学習が行われている為、英語系資格試験などの結果からも、総合的な英語運用力において高い成長率が見受けられる。