バイリンガル教育
英語を本気で武器にする! vol.6 ~日本の学校の取り組み~(2020)
今回のアンケートへの各校の回答詳細を学校ごとにお伝えします。
聖心女子学院中高等科
Q. 英語授業の特徴や他校と異なる点、また使用教材について教えてください。
A. 教科書はエデック社のProgress in English 21を使用。一週間に5時間みっちりと英文法を学ぶほか、中学1年生からネイティブ教師による授業がある。高校生になると週2時間の授業で原書を使って英米文学を学ぶ。高校2年生は必ずシェークスピアの作品を読み、高校3年生は現代文学を取り扱う。選択授業は4技能を統合的に学びながらも、Listening、Writing、 Speakingに特化した授業も大変充実していて、大学教養課程レベル以上の内容に踏み込んでいる。また大学入試も視野に入れた長文読解の演習も、確実にReading力を高めることが可能。
Q. 海外在住の受験生(日本人学校生・英語圏以外の在住者などを含む)へのアドバイスがあればお願いいたします。
A. 本校の英語教育を紹介するために、帰国生入試で入学する生徒対象に英語オリエンテーションを行っている。アルファベットを十分に練習していない生徒も春休み中にアルファベットをマスターして、入学している。また教科書の音声教材を事前に渡して予習してもらい、入学後の英語学習がスムーズに進むよう準備していく。ぜひ入学前の春休みを有効に使ってほしい。