バイリンガル教育
英語を本気で武器にする! vol.6 ~日本の学校の取り組み~(2020)
今回のアンケートへの各校の回答詳細を学校ごとにお伝えします。
東京都市大学付属中学校・高等学校
Q. 英語授業の特徴や他校と異なる点、また使用教材について教えてください。
A. 中1~高1までの4年間、希望者を対象に週4時間の「取り出し授業」を展開。同時間帯に他の生徒は「Reader」を受講する。
また、中1~中3までの3年間、週2時間は全員が「Grammar」を受講。
そのほか、中1~中3までの3年間、1クラスを2分割(20名程度)して「Communication」の授業を展開。なお、それぞれのクラスは日本人教師と外国人講師のティームティーチング。また、2020年度より、「Communicatuon」の授業に定期的に、オンライン英会話を導入する予定。
一般生中心の「Reader」では、Z会出版の「New Treasure」を使用。また、中学2年までに中学の履修範囲を終えて、中3からは高校のテキストを使用。”
Q. 海外在住の受験生(日本人学校生・英語圏以外の在住者などを含む)へのアドバイスがあればお願いいたします。
A. 日本人学校出身者に限ったことではないが、小学校時代にほとんど英語に触れたことがない生徒であっても、中1から決して焦らずに基礎を徹底的に身につければ、その後高校に入ってから帰国生と比較して遜色ないほど実力を付けている生徒が毎年見受けられる。もちろん英語も極めることも大切だが、海外で生活する帰国生は、小学校時代にきちんとした日本語の基礎を固めておく必要があると思う。