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シンガポール算数

2016.08.31

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歴史と背景

現在使われている小学校の算数カリキュラムは、1980年にシンガポール教育省が、米国の教育心理学者ジェローム・ブルーナー博士が唱える「学習の論理」に関する教育心理学を応用して、独自に開発したものです。異なる文化や母語環境にある多様な生徒たちが簡単に算数を習得できる工夫がされており、導入からまもなく教育効果が顕著に表れました。1990年代には文章題をふんだんに取り入れた内容に徐々に改訂され、近年はさらに「論理的思考力・論理的推理力」そして「自身の数学的思考を、人に伝えるコミュニケーション力」にも重点を置いています。

明確な目的意識

自然資源に乏しいシンガポールは、「国の将来は人的資本の質にかかっている」ことを強く意識し、決して「勉強のための勉強」ではなく、未来の産業経済が必要とする人材を育てるための教育を効率よく実施していくことを至上命題としています。

シンガポール教育省では、初等算数教育の目標を、「すべての子どもが、生活・人生の中で数学的な情報をもとに適切な決定を下せるようになること」「数学的なスキルを高等教育やキャリアで生かせるようになること」としています。

「シンガポール算数」ってなに?

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