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グローバル教育

「英語4技能」試験特集

小学生から大学生まで必見!「英語4技能」試験特集 Vol.2

2016.09.23

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上智大学と日本英語検定協会が共同開発
TEAP

高校2年以上対象、日本の大学入試を想定

TEAPは、大学教育レベルにふさわしい英語力を測定し、より実践的なグローバル人材を育成するために、上智大学と日本英語検定協会により共同で開発されました。日本の大学入試を想定しているため、学習指導要領で求められる高等学校での英語学習を踏まえた問題設計となっており、対象受験者は主に高校2年生以上です。

問題の特徴は、英語で資料や文献を読む、講義を受ける、意見を述べる、文章を書くことに重点を置いている点です。フィードバックも充実しており、技能別スコアとCEFR※1バンド、そしてTEAP Can-Doリスト、CSEスコア※2で試験結果と今後の学習指針を示しています。

試験会場用の様子

※1 CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略で、語学能力を測る国際規格。詳細はこちら
http://4skills.eiken.or.jp/quali?cation/cefr.html

※2 CSEスコアとCEFRをA1レベルからC2レベルまでの範囲で英語4技能を各1000点満点として尺度化したもの。

2014年度ペーパー試験TEAP、2016年度より本格的に開始コンピューターで実施されるTEAP CBT

開催時期 : 年4回(TEAP: 7、9、11月。TEAP CBT:10月)
試験会場 : TEAP 国内12都市(TEAP CBTは2017年度より拡張予定)
種  類 : 出願大学の要件に応じ、2技能、3技能、4技能を選択可能
受験資格 : 高校2年以上
有効期限 : スコア取得後2年度の間(取得翌年度及び、翌々年度の大学入学に利用可能)

受験詳細はウェブサイトをご覧ください。
http://www.eiken.or.jp/teap/schedule/

ライティングの出題例ライティングの出題例。
図式や各情報を分析した上での解答(この問題では200ワード)が求められる。

 TEAP CBTのリーディングの出題例 TEAP CBTのリーディングの出題例。適切な答えを選択、ドラッグして解答する。

担当者に聞きました

公益財団法人 日本英語検定協会 制作部 部長 本間 充氏

4技能+インタラクションの能力を測る
TEAPのスピーキングでは対話をしながらの試験になります。英語4技能に加え、双方向のやり取りである「インタラクション」を加えたことで、「5技能」を測る試験とも言われています。今年度10月からはコンピューター化した試験TEAP CBTが本格的に実施されますが、そのスピーキングテストでも、オンラインで相手と対話する形式でインタラクションの力を測ることが可能です。

教育事業部 部長 塩崎 修健氏

採用大学は50以上へ
2020年の入試改革に向けて、英語教育は初等教育での早期化、中等教育での高度化、そして大学入学者選抜の4技能化が推進されます。TEAPは導入初年度の2014年度から翌15年度には志願者数が前年比で162%※となりました。採用大学も来年度は50以上と、 年々着実に増加しています。今後もより多くの高等教育機関が「大学での学びに必要な英語力」を正確に測定する試験として、TEAPを導入していくと予想されます。

※初年度となる2014年の第一回志願者数と15年の同期比。

採用大学 例

上智大学、早稲田大学、筑波大学、明治大学、関西大学、関西学院大学、立命館大学、広島大学、高知大学、立命館アジア太平洋大学、鹿児島大学、ほか合計約50大学が導入する

最新情報はこちら
http://www.eiken.or.jp/teap/group/list.html

※最新情報は、各大学のウェブサイト等をご覧ください。

開発者に聞きました

上智大学
言語教育研究センター長 吉田 研作氏

言語教育研究センター長 吉田 研作氏

TEAPが目指すもの
TEAPは、上智大学の各学部の英語入試を統一するための議論から始まりました。その後、他大学の入試に対象を広げ、英検と共同開発しました。英検は子どもから大人を対象とした一般英語、GTECは中高生対象、TOEFLや IELTSは海外大学への留学を主な目的としています。TEAPは国内の大学入試に照準を当てながら、入学後に求められる学術的な英語運用力を図ることを目指しています。

「知識」から「運用」へ
言語は、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を切り離して成り立つものではありません。TEAPは文章を読み聞くことで内容を理解し、書いて話すことで解答していきます。つまり4つの技能をまんべんなく組み合わせて活用する、言葉本来のあり方を捉えたテストと言えるでしょう。統合型の英語スキルが問われるため、従来の受験対策的な勉強では点数に反映されにくいかもしれず、今後は中学・高校の授業でも真の語学力・思考力を高める英語教育へと学習の形が変化していくでしょう。小学生や未就学児には、その下地として楽しくコミュニケーションをする喜びを感じ、自分の意見を発表できる準備をすることが奨励されます。
2020年には、大学入試が大きく変わります。英語入試の改革をどう進めるかが、今後の大学の生き残りに影響すると言っても過言ではないでしょう。

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