大学
立命館アジア太平洋大学(APU)
住所 | 大分県別府市十文字原1-1 |
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WEB | http://www.apu.ac.jp/home/ |
“Study in Japan, work in Asia”
常時80カ国以上の学生が共に学ぶ多様性溢れる国際大学、立命館アジア太平洋大学(APU)。シンガポールや周辺諸国でも多くの卒業生がさまざまな職場で活躍しています。
福田佳香さん
立命館アジア太平洋大学(APU) 2008年卒
職業: 米国系IT企業ServiceSource International Ltd.にて、Inside Sales Representative
勤務地:シンガポール
社会で役立つ「対応力」と「言語力」
現在、米国系IT企業で日本人顧客向けの電話営業を行っています。営業職は本当に予想もできないことの連続で「臨機応変な対応力」が求められる職種だと思います。APUで学んだことと前職の金融機関での経験を生かし、顔が見えない中でも、お客様の意図することをより多く引き出し、耳を傾けることを心がけています。
お客様とは日本語、上司とは英語、韓国人の同僚とは韓国語と、それぞれ言語を使い分けて仕事をしています。大学では英語はもとより第二外国語として韓国語を学習し、在学中の留学を経て意思疎通に問題ないレベルにまで高めることができました。さまざまな国籍の人と働ける現在の職場では「言語力」を活用する機会にあふれ、私にとっては非常に有意義な場所です。
「違和感」から「尊重」と「関心」へ
大学では、いろいろな学生とディスカッションをしたり課題に取り組んだことで、自分と違う視点や価値観をもつ人々がいかに多いかということに気づきました。戸惑いながらも、彼らを尊重しつつ自身の考えも深めることを意識しました。その結果、それまでは自分と異なる価値観を持つ人々に違和感を感じていましたが「こういう考え方もあるのだ」と冷静に受け取ることができ「どういう背景からその考えに至ったのか」と関心を持つようになりました。
生きていくなかでは、新しいことに遭遇し、場合によっては衝突することは避けられないことだと思います。存在する相手に対して「尊重」し「関心」をよせることで、いかなる局面でもどのような相手にでも対応できるようになることが、これからの目標です。
瞬間を大切にする
大学時代、ある留学生が教授に言ったエピソードが今でも印象に残っています。いつも一番前の席を陣取って受講していた彼にむかって、教授が「なぜ講義中一度も寝ないのか?」と冗談まじりに問うと、学生は「僕が一瞬でも眠っている間に、先生が僕の人生にとって重要かつ不可欠な言葉を言うかもしれないと思うと眠れません」と答えたそうです。瞬間を大切にすること、それは社会に出てスピードを求められるビジネスの世界では極めて重要なことだと、強く感じています。
〒874—8577 大分県別府市十文字原1-1 立命館アジア太平洋大学
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