中学・高校
茗溪学園中学校・高等学校
帰国生受け入れ40年の実績
田代 淳一 校長
茗溪学園は「世界的日本人の育成」を理念に1979年、筑波研究学園都市に創立されました。2011年より文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)校の指定を受け、科学分野を中心とした研究開発・探究を積極的に進めています。また、16年には国際バカロレア認定校となり、世界標準の教育を展開しています。
本校は今年、創立40周年を迎えます。筑波大学と「グローバル化推進協定」を締結し、さらなる国際理解教育の充実や双方の人的ネットワーク、留学生との国際交流拡大、海外を含めた各施設などの有益な利用が可能となりました。学園都市という地の利を生かし、これからも筑波大学をはじめ国立研究所、専門機関、企業等とも高度な連携をしながら、実社会の各分野において社会に貢献し、世界で活躍できる生徒を育てていきます。
「国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)」認定校
~日本の教育・茗溪の教育、そしてIB教育の融合~
本校のIBDPの大きな特徴は、科目の一部を日本語で実施する「日本語DP」を導入し、IB教育の優れた点を日本の教育に当てはめ実践していることです。最終試験に合格すると日本の高校卒業資格と世界100ヵ国以上2万校以上の大学入学資格や受験資格を得ることができ、世界中の大学を視野に入れた将来設計が可能になります。
茗溪学園の学びの集大成「個人課題研究」
本校の探究活動の集大成として、高校2年時に「個人課題研究」に取り組みます。自らが興味を持った課題(テーマ)を課題指導者(各教科教員)のもとで、1年間にわたり考え、調査・研究を行います。優秀者は筑波大学での研究発表会に参加し、教授からも講評をいただきます。また国内外で発表する機会もあります。
□ 自分を見つめ、将来の方向性を決めるきっかけに。
□ 問題把握・分析・情報収集・情報処理・まとめ・発表の能力など、社会で必要な力を総合的に育む。
森 みのりさん
高校3年生 寮生(長野県出身)
テーマ:四つ葉のクローバーを発生させる条件とは
内容:土壌から水や養分を吸収する維管束に着目し、検証。植物の成長を促進するホルモンを与えることで、五つ葉や八つ葉の形成につながることを考察し明らかに。
この研究成果が高く評価され、国内のJSEC(高校生科学技術チャレンジ)で「科学技術振興機構賞」を受賞。今年5月、米国アリゾナ州で開催された「intel ISEF」(インテル国際学生科学技術フェア)に日本代表として参加し、自らの科学研究の発表を行いました。

「研究することのやりがいを感じ、植物への興味が一層強くなりました。英語で発表したことは、大きな自信になりました」
英語特別クラス
本校は創立以来、帰国生を積極的に受け入れ、英語教育においてもきめ細やかな指導をしてきました。授業では、
海外生の更なる英語力の向上を図り、海外の大学への進学も視野に入れたハイレベルな英語力を養います。
生徒の多くは、TOEIC IPテストのスコアが5年間(中1から高3) で200点程度アップ!
対 象 | 英語圏からの帰国生など一定レベル以上の英語力を保持している生徒 | |
クラス | 中学生 | グローバルG1(英検2級程度以上) または G2クラス(英検3級程度以上) |
高校生 | EEC(Extended English Class) | |
内 容 | 全て外国人教員が担当。海外で使用されている教科書を使用し、ディスカッション・エッセイライティング・リーディング・プレゼンテーションを行う。 |
文武両道を極める
~ 多くの部活が全国レベルで活躍 ~
生徒の約9割が部活動に所属し、自分を鍛え自分らしさに磨きをかける充実した学校生活を送っています。

本校が誇る強豪ラグビー部
~2018年度実績~
〈中学〉
● U-15東日本大会 ブロック 優勝
● 東日本中学ラグビーフットボール大会 優勝(3年連続)
● 全国ジュニアラグビーフットボール大会 優勝
〈高校〉
● 全国大会茨城県予選 優勝(7大会連続24回目)
● 花園全国大会 出場(第68回 優勝、第92回3位)
● 全国7人制ラグビー大会県予選 全国大会出場
● ユースオリンピック 7人制ラグビー日本代表選手輩出

「科学の面白さ」を追求し続ける科学部
~2018年度実績~
● 生物班
高校生科学技術チャレンジ(JSEC)2018
科学技術振興機構賞・優秀賞
● 無線班
全国高校ARDF大会 団体3位 など
2019年度 進学実績
東京大、一橋大、大阪大、東京工業大、東京外語大、筑波大、千葉大、東京医科歯科大、早稲田大、慶應義塾大、上智大、国際基督教大、津田塾大、他、海外大学も多数。
茗溪学園卒業生Profile
大学ラグビー部主将として22年振りの優勝へ導く茗溪学園で育んだ「リーダーシップ」こそが原動力
トヨタ自動車株式会社 福田 健太 さん( 2015年卒業)
ラグビー歴 ● 茗溪学園ラグビー部(主将)⇒明治大学ラグビー部(主将)⇒TOYOTA VERBLITZ( トヨタ自動車 ラグビーチーム)
先生方の親身なご指導のもと、文武両道を目指して6年間頑張りました。高校3年時にはラグビー部の主将として活動し、総勢85名もの部員たちを率いた経験から、組織の先頭に立つリーダーとしてあるべき姿を学ぶことができました。各学年の行事でも「行動力」と「挑戦力」、そして「リーダーシップ」が大いに育まれます。私は、茗溪時代にこれらの経験をたくさんできたおかげで、その後、2019年の大学選手権で、主将として明治大学ラグビー部を22年振りの優勝へ導くことができました。社会ではあらゆる場面で「リーダーシップ」が必要です。茗溪での教育と経験があれば、必ず役に立つと思います。
受験を考えている皆さんへ
「21世紀を生き抜く力」を身につけ、世界の大舞台で活躍したいと思う人は、ぜひ茗溪学園で学んでください。世界中から集まった仲間と一緒に、充実した6年間を過ごせると思います。

明治大学ラグビー部主将として、優勝カップを授与される
茗溪学園寮の生活
自己の価値を高め、実社会に繋がるさまざまな能力を育む生活空間
◎ 寮生の60%が海外生活を経験
世界各国からの留学生をはじめ、日本国内全域から入寮しています。
◎ 万全の「学習支援体制※」
指導に当たるチューターは現在40名(筑波大学 教育研究科修了課程・博士課程・IBを研究する大学院生)。
筑波大学医学部生(11名)は、医学部志望の寮生を指導します。
※完全希望制で「個別指導」または「集団授業」を選択
◎ 寮の行事も充実
スポーツ大会やBBQ、クリスマス会など行事が盛りだくさん。寮生の絆を深めます。
◎ 栄養満点の「3食完全給食(休日も提供)」…日本一の寮食と評判!!
学校が直営する食堂で、朝食夕食はビュッフェ方式。
保温・冷蔵機能完備の最新設備で、いつも温かい食事を提供しています。
◎ 安心の医療体制
ベテラン看護師が在勤。近隣の病院と連携し、寮生の体調を管理します。

寮生 学習支援の様子
寮の食事は?
人気メニュー ベスト3
<1> ビーフシチュー
<2> タコライス
<3> 豚キムチ
寮生の声
高校1年生 洲﨑 凱天(すざき ときたか)さん
アメリカで4年半過ごす。ラグビー部在籍
寮は一人ひとりの絆が深く「大きな家族」のようです。帰国子女が多く在寮しており、また、年間を通して留学生も受け入れているため、国際交流が非常に盛んで帰国生には大変魅力的です。日常ではあり得ない充実した寮生活を過ごしています。
保護者の声
中学1年生 千原 紀子さんのお母さま
オーストラリアに2年、シンガポールに5年在住。シンガポール現地校卒業
帰国生が臆することなく馴染める環境や卒業生の進路が多様であること、実際に入学した友人からの評判を聞いて受験しました。中学から寮生活は早いのではと心配しましたが、本人はすぐに慣れ、同じ年代同士での生活がとても楽しいようです。入学前と比べて明らかに自立した成長を感じ、茗溪学園に決めて良かったです。
寮生数 | 180名(全校のおよそ12%) ※2019年度はのべ150名の短期・長期の留学生を受け入れ予定 |
部屋 | 中学生:2~3名、高校生:2名 |
食事 | 3食、休日も提供 |
外出 | 可(門限18:30)、外泊は申請により可 |
通塾 | 不可(但し、無料の学習サポート、筑波大生・大学院生による有料学習指導が受講可、希望者はピアノ・バイオリンなどの音楽レッスン受講可) |
掃除・洗濯 | 各自が行う(共通の掃除分担もあり) |
お風呂 | 大浴場・個別シャワールーム完備(男子19室・女子15室) |
閉寮期間 | 春休み、夏休み、冬休み(但し、諸活動がある場合は在寮可) |
その他設備 | 食堂、冷蔵庫、ドライヤー、アイロン、電話、防音室、各フロアに共用パソコン、インターネット回線 |
2019年度 海外特別選抜 inシンガポール
詳細はこちらのページをご参照ください。
・日本の中学・高校海外入試 in シンガポール 日程一覧(2019年)
https://spring-js.com/event/13183/
・海外現地入試、2019年度 学園説明会・イベント予定、転編入試など(次ページ)
https://spring-js.com/japan/968/2/
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~寮は自立心と協調性を養える社会の縮図~
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※2019年9月25日現在の情報です。最新情報は直接お問い合わせください。