特集記事
特別企画 海外生・帰国生を歓迎する男子校・女子校16校 ~別学の魅力とは~(2024)
男子校・女子校の魅力に迫る! ~男女別学で伸びる個性と力~(2023)

 海外では、日本人学校だけでなくインターナショナルスクールや現地校でも、共学に慣れ親しんでいるご家庭が多いことでしょう。日本においても、少子化などを背景に別学が共学化する傾向がみられます。一方で、特徴ある男子校・女子校は依然として人気が高く、親子3代で同じ学校に通われているご家庭もあるそうです。「男女別学」か「共学」かという選択は、中学・高校受験や帰国後の進学先を決めるうえで重要なポイントの一つになっているのではないでしょうか。今年もSpringでは、読者の皆さまのご要望にお答えして、「男女別学で育む力」について取り上げます。ぜひご覧ください。

日本と世界のジェンダーギャップ指数

世界経済フォーラムは毎年、経済や教育、保健や政治の各分野毎に主要データをウェイト付けし「男女格差」を指数として算出する「ジェンダーギャップ指数」を公表しています。2023年の日本の総合スコアは0.647、順位は146ヵ国中125位(前回は146ヵ国中116位)と前年より9ランクダウンし過去最低となりました。女性の「教育」と「健康」面において日本のスコアは世界トップクラスですが、「政治」のスコアは0.057と世界最低ランクの138位、「経済」も0.561で123位と依然深刻です。  2016年に女性活躍推進法が施行され、政府もジェンダーの平等に向けさまざまな取り組みをしていますが、依然課題は山積と言えるでしょう。21世紀に入ってから就任した日本の首相9人をみても全員がその時点で50歳以上の男性であり、政治的・社会的リーダーの男女差の溝が埋まっていません。昨今では日本航空やマネックス証券などの女性社長就任が話題になったものの、全上場企業の女性役員の割合はわずか9.1%にとどまり、男性の働き方の転換とともに議論は続いています。

ジェンダーギャップ指数ランキング(2023年6月時点)

1 位 アイスランド
2 位 フィンランド
3 位 ノルウェー
4 位 ニュージーランド
5 位 スウェーデン
49 位 シンガポール
125 位 日本

日本におけるジェンダーギャップ指数

出典:ジェンダーギャップ指数2023(世界経済フォーラム)

 

「共学化」が進む日本

男女共同参画に向けた制度改革が進む社会の潮流もあり、男女別学から共学が増えています。

共学校には、異性と協力して物ごとを運営し、自然に異性と接し社会性を育むメリットがある一方、「男性は男性らしく、女性は女性らしく」という性別役割分担にとらわれる可能性があります。性別によるバイアスがかからない「男子校・女子校」は、別学ならではのニーズや教育を受ける利点があると言えるでしょう。

文部科学省の「学校基本調査」では2022年時点で、全国の高校4,824校のうち男子高は全体の2%(100校)ほどでした。2002年は192校ですので20年で約半減したことになります。一方、女子高は男子高に比べて減少は緩やかで483校から275校の推移です。


 

国内外の男女別学に関する研究結果

国内外では、男女別学の学習効果について、意見が分かれています。以下のように、男女別学の方が成績が高くなる傾向があると結論づける研究もあれば、経済的格差や私立校での授業の充実度などが成績に影響することも否定できないと言われています。

● 公立校で男女別学が増加傾向(アメリカ) 
● 男女別学の多くが要職についている(シンガポール) 
● 成績上位校に男女別学の学校が多く含まれる(イギリス・日本)
● 男女による成績の差は、別学の方が生まれない(オーストラリア)

日本の独立行政法人経済産業研究所(RIETI)は『全世代的な教育・訓練と認知・非認知能力に関するインターネット調査』を行ったそうです。その結果をもとに「共学出身者に対する別学出身者の高校でのリーダー経験確率、難関大学進学確率、理系学部進学確率、就業後の賃金の差」※について分析が行われました。分析の結果、男性が高校で別学の場合、難関大進学確率が6.52%ポイント高く、卒業後の賃金では12.0%高いという結果が出たと発表しています。  男子校・女子校の利点を実際に別学の卒業生は下のように語っています。

男子校・女子校の卒業生に聞きました

〈女子校の良さ〉 
●性別によるバイアスがないため、リーダーシップや力仕事などを率先して行う
●失敗を恐れず挑戦する心が育まれる
● 女性ならではのキャリアプランを考えるきっかけがある 
●精神的な成長が早い女子ならではの教育が可能
 ●社会での「ガラスの天井」を意識する前に、自信を持てる

〈男子校の良さ〉 
● 周囲の目を気にすることなく好きなことに集中できる環境 
●  各自が伸び伸びと個性を大切に活躍できる 
●  多様な興味・関心を分かち合える友人に出会える 
●  オタクもお調子者もいて男子の多様性がある 
●  同性の教員がロールモデルとなり、肯定的に未来像を描ける

※参考  https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/23j042.html

 教育の男女差 ~読解力・算数と科学のリテラシーの性差とは~

OECD(経済協力開発機構)では、「生徒の学習到達度調査(PISA)」(Programme for International Student Assessment)を3年に一度調査しています。世界81ヵ国・地域で生活する約69万人の「15歳の生徒」を対象に「読解力」「数学」「科学」の試験と義務教育で習得した知識の実生活における対応力を測っています。  直近の2022年OECD平均において、女子は読解力が20ポイント近く得点が高い傾向でした。一方、数学においては10ポイント近く男子の方が高い傾向が見られます。科学のリテラシーについては前回の調査と同じく、OECD平均でも日本においても男女はほぼ同等の得点でした。今日までの日本はとかく「男子が理系」という固定概念がありましたが、この結果は男女ともに科学リテラシーが高いことを示しています。性差に関わるバイアスから解放される環境として、男子校・女子校は今後も注目されることでしょう。

2022年 日本 シンガポール OECD平均
 
読解力 508点 524点 533点 553点 464点 488点
数学 540点 531点 581点 568点 477点 468点
科学 548点 546点 565点 558点 485点 485点

※PISA2022…Student Assessment(PISA)by OECDのデータを元にSpringで作成 

男子校・女子校 それぞれの良さとは?

男子校の良さ

男子校には、周囲の目を気にすることなく、それぞれが自分の興味を持てる分野に没頭できる環境がある。それは、自身の将来を決定するかもしれない「何か」を発見する貴重な6年間となる。 (東京都市大学付属中学校・高等学校)

 男子校は、個々の特性や意思に応じた役割分担がなされるため自分自身の趣味や特技、特性を生かした活動をしやすい環境がある。自己を育てる、自己肯定感を育む、リーダーシップ能力を育成する機会が多くなる。 (開成中学校・高等学校)

男子校では、「自分らしさ」を安心して表現でき本音で語り合える仲間たちが、支えや刺激になってくれる。 (逗子開成中学校・高等学校)

一人ひとりの「居場所」があって、伸び伸びと好きなことに没頭できる仲間と時間と空間がある。 (海城中学高等学校)

  ティーンエイジという多感な時期を、胸襟を開いて語り合い助け合いながら過ごす中で、一生の親友関係が育まれる。 (灘中学校・高等学校)

男女別学校の良さ

急速に変化する思春期に、男女それぞれの特性に合わせた教育方法を取り入れることで力を伸ばし、男女に対する社会のバイアスを相対化する環境がある。 (桐光学園中学校高等学校)

女子校の良さ

男子に頼むという発想がなく何ごとも自分たちで動くため、常に自分の能力を発揮するチャンスがある。 (桐朋女子中学校・高等学校)

部活や好きな活動に一生懸命に打ち込んで充実した毎日を過ごし、男子を意識した「女子力」より、まず「人間力」を磨くことができる。 (カリタス女子中学高等学校)

異性を気にせずさまざまなことにチャレンジすることができ、自分の可能性を広げるチャンスに出会える。 (昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校)

同じ興味・関心を 持つ人同士が団結でき、 リーダーシップやフォロワー シップが養われる。 (豊島岡女子学園中学校・高等学校)

個性を尊重し、伸びのびと学ぶことができる。さまざまな生徒たちにとって居心地の良い場所や雰囲気がある。 武庫川女子大学附属中学校・高等学校

人間形成の大切な時期に伸びのびと過ごすことができる。卒業生や先輩が良いモデルとなり、キャリア形成や将来の進路・ビジョンについて考える機会が多くある。 (学習院女子中・高等科)

性差を意識することなく「ありのまま」でいられるため、常に伸びのびしている。 (富士見丘中学高等学校) 

女子生徒しかいないので、自分らしさを伸びのびと表現できる。結果として社会に出ても自分の考えをしっかりと発信できる。 (大妻中野中学校・高等学校)

 文化祭や体育会の学校行事に対して上級生が企画、運営に全面的に関わる。 (聖心女子学院 中等科・高等科)

 社会一般の通念にとらわれない視点が育つ。「自分」を知り、その価値を自分で確認し認めていくための時間がある。 (清泉女学院中学高等学校)

<男子校><女子校>   学校紹介

(学校掲載は五十音順)

大妻中野中学校・高等学校
https://www.otsumanakano.ac.jp/
東京都中野区上高田 2-3-7

全校生徒に対する海外生の比率 11%以上
英語習熟度別クラスの有無

帰国生がのびのびと過ごせる環境
「帰国生が異文化体験から得た特性を伸長させる」「帰国生と一般生とを相互に啓発させる」という教育を掲げて22年。海外経験の有無に関わらず「アドバンストコース」と「グローバルリーダーズコース」の2つのコースへの変更も可能なため、帰国生と一般生が一緒になって一つの学校環境を作っています。女子校だからこそ、個々の生徒が一層自分らしさを出せることが魅力です。

※大妻中野中学校・高等学校の詳細はこちら https://spring-js.com/japan/3619/   

開成学園中学校・高等学校 
https://kaiseigakuen.jp/
東京都荒川区西日暮里 4-2-4

全校生徒に対する海外生の比率 中学 約2% 高校 約4%
英語習熟度別クラスの有無 無(課外特別授業あり)

リーダーシップや組織運営力を養える環境       
本校は、部活動や学校行事の多くを生徒の自主的運営で行っています。精神的成長の早い女子が活躍することが多い共学校に比べ、男子がリーダーシップを発揮し、自分たちのペースで行事運営ができることは男子校の大きなメリットです。異性の目を意識することのない環境で、趣味や部活動など自分の興味関心に迷うことなく打ち込むことができます。生徒それぞれがお互いの個性を認め合い、尊重する精神が自然と湧き出てきます。

 運動会応援団 (開成学園中学校・高等学校)

海城中学高等学校 
https://www.kaijo.ed.jp/  
東京都新宿区大久保 3-6-1

全校生徒に対する海外生の比率 約12%
英語習熟度別クラスの有無

特別講座では男子校ならではの視点で議論を展開      
2017年度から課外特別講座「KSプロジェクト」が開講し、生徒の「とがった」興味関心を深掘りする学びの場となっています。その一つ「SDGsゼミ」では、持続可能な開発目標(SDGs)について議論・研究しています。国連大学のシンポジウムでは、本校生徒が男子校ならではの視点で「ジェンダー平等の提言」を発表しました。多様性の時代を生きていくために、広い視野と深い見識を身につけるための活動を行っています。

海城中学高等学校※海城中学高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5418/

 

逗子開成中学校・高等学校 
http://www.zushi-kaisei.ac.jp/
神奈川県逗子市新宿 2-5-1

全校生徒に対する海外生の比率 中学 約7.1% 高校 約7.4%
英語習熟度別クラスの有無

海を通して自分と世界を学ぶ      
「海洋人間学」は、目の前に広がる海や自然を生かした「海と人との関係」について学ぶ教科横断型総合教育活動です。ヨットの製作・帆走や遠泳実習では常に変化する自然を相手に臨機応変に対応する力や困難に立ち向かう勇気、仲間と成し遂げる協調性を育みます。学問的にもさまざまなアプローチができる海は探究学習の恰好の舞台としても活躍。生徒たちは海岸でフィールドワークを行い、オリジナルの講座を企画します。

※逗子開成中学校・高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5463/

学習院女子中等科・女子高等科
https://www.gakushuin.ac.jp/girl/ 
東京都新宿区戸山 3丁目20番1号

全校生徒に対する海外生の比率 約10%
英語習熟度別クラスの有無

品性と知性を身につけ、全人格的な陶冶を目指す
委員会、学校行事、クラブ活動に生徒一人ひとりが活発かつ主体的に取り組んでいます。学習面では実験・実習をはじめ、本物に触れる機会を多く取り入れ「進度より深度」を大切に掘り下げる授業を展開しています。「ライフサイクル講座」では、専門の先生をお招きし「人を大切にし、自分も大切にしましょう」「あなたらしい人生を実現しよう」と題した講演を行いました。帰国生対象の「海外英語取りだしクラス」は3年間同じクラスで、強い絆と連帯感が生まれます。

運動会 (学習院女子中等科・女子高等科)

カリタス女子中学高等学校
WEB:https://www.caritas.ed.jp/
神奈川県川崎市多摩区中野島 4丁目6-1

全校生徒に対する海外生の比率 約5%
英語習熟度別クラスの有無 有(英語アドバンストクラス/EIPクラス)

日仏交換留学などを通じて国際感覚を磨く      
カナダやセブ島、マルタでの研修、オーストラリアやニュージーランドでのターム留学、日仏交換留学など、生徒は憶せず出かけていきます。中・高時代の女子はコミュニケーション力や共感力が発達しています。また一般的に女子の方が精神的・身体的な成長が早いものです。そうしたアドバンテージを生かして、男子に遠慮することなく、生徒たちは早くから世界に飛び立ち、国際感覚を磨いています。

※カリタス女子中学高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5404/

東京都市大学付属中学校・高等学校
http://www.tcu-jsh.ed.jp/
東京都世田谷区成城 1-13-1

全校生徒に対する海外生の比率 約16%
英語習熟度別クラスの有無

主体的に考え表現する学習 
中学では週1回、3年間で約60テーマにおよぶ「科学実験」を行い、その都度レポートを提出します。高校1年時の「中期修了論文」では、1年間に渡る指導を経て論文を執筆し、プレゼンテーションを行います。論理的思考力と表現力を磨くための取り組みは、数多くの大学の入試形態にしっかりと対応したカリキュラムです。本校の生徒たちはお互いを尊重しつつ、積極的に意見を出し合いながら、主体的に学んでいきます。

※東京都市大学付属中学校・高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5486/

灘中学校・高等学校
http://www.nada.ac.jp/
神戸市東灘区魚崎北町 8-5-1

全校生徒に対する海外生の比率 約2~3%
英語習熟度別クラスの有無

ジェンダー・バイアスがない環境で真のpeer教育が実現
「精力善用・自他共栄」の校是の下、生徒の自主性・主体性を涵養する校風の中で、先輩・後輩の絆が強く、生徒同士が助け合い教え合うpeer教育が実践されています。中でも文化祭は外部に公開する本校最大のイベントで、企画立案から実施まですべてが生徒主導です。男子校ゆえに誰もがいろいろな役割を分担しなければならず、ジェンダー・バイアス解消という視点で大きなメリットがあると感じています。

文化祭中庭ステージ (灘中学校・高等学校)

昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校
https://jhs.swu.ac.jp/
東京都世田谷区太子堂 1-7-57

全校生徒に対する海外生の比率 中学 約8% 高校 約6%
英語習熟度別クラスの有無

グローバルな環境で「可能性」を伸ばす
本校には27のクラブがあり、その中心は高校1年生が担っています。上級生・下級生を取りまとめる経験から、社会でたくましく生きていくための「コミュニケーション力」や「調整力」が養われています。中高部の隣には英国系インターナショナルスクール、同一敷地内には米国ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパスがあり、グローバルな環境の中でさまざまなことに挑戦することができます。本校にはあなたの持つ「素晴らしい可能性」を伸ばす環境があります。

※昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5457/

聖心女子学院 中等科・高等科
https://www.tky-sacred-heart.ed.jp
東京都港区白金 4-11-1

全校生徒に対する海外生の比率 15~20%
英語習熟度別クラスの有無 有(高2・3では英語での理系講義あり)

帰国生が姉妹校留学で英語をツールとして活用できる環境 
32ヵ国・地域に100校以上の姉妹校を持ち、今年116周年を迎える伝統校です。昨年度は13の姉妹校と長期および短期留学を実現しています。年に3回開かれる留学報告会や夏休み前の海外大学進学説明会を通じて、生徒は最新の海外留学情報を校内で得ることができます。また海外姉妹校から留学してくる生徒をホームステイで受け入れることによって、異文化を学ぶ機会が多くあります。

※聖心女子学院 中等科・高等科の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5467/

清泉女学院中学高等学校
http://www.seisen-h.ed.jp
神奈川県鎌倉市城廻 200

全校生徒に対する海外生の比率 約4.5%
英語習熟度別クラスの有無

湘南の自然豊かな環境で心と生きる力を育む 
本校の教育の根幹は、生徒たちがそれぞれ「自分」と出会い、人として成長することです。「自分はどうありたいのか」「何をしたいのか」と、6年間を通して自分と向き合います。同時に、周囲も自分と同じくかけがえのない存在であることを体験的に学んでいきます。授業の枠を超えたさまざまなプログラムやアクティビティは、学習した知識が「知恵」に変わる機会です。生徒の挑戦を後押しする環境で、生徒たちは個性を伸ばし、学校生活を楽しんでいます。

※清泉女学院中学高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5465/

桐朋女子中学校・高等学校
http://www.toho.ac.jp/chuko/
東京都調布市若葉町 1-41-1

全校生徒に対する海外生の比率 約6.8%
英語習熟度別クラスの有無

「積極性」と「リーダーシップ」が自然と養われる環境
「女子であること」がスタンダードなため、性差を意識することなく学校生活を送っています。学校行事でもすべての役割を女子がこなすことから、自然と「積極性」や「リーダーシップ」が養われます。進路指導では、常に「自分は何がしたいのか」を問い、自分で考えることを求めています。その積み重ねから、将来のイメージを明確にし、その実現に向けての努力が学校のサポートのもと進められます。

※桐朋女子中学校・高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5436/

豊島岡女子学園中学校・高等学校 
https://www.toshimagaoka.ed.jp/
東京都豊島区東池袋 1-25-22

全校生徒に対する海外生の比率 約1%(帰国3年以内)
英語習熟度別クラスの有無 有(中1と高2と高3の一部)

伝統を守りつつ、新しいチャレンジ      
70年以上続く「毎朝5分の運針」は、集中力を高め無心に努力を積み重ねる大切さを身をもって知る場となっています。最近は「志力を持って未来を創る女性の育成」を目指し、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として探究活動に力を入れ、国際的な広い視野を育むグローバル教育も盛んです。また、キャリア教育の一環として卒業生インタビューなどを行っています。何にでも本気で打ち込め、互いに切磋琢磨して成長していく雰囲気があります。

エンパワーメントプログラム (豊島岡女子学園中学校・高等学校)

富士見丘中学高等学校
http://www.fujimigaoka.ac.jp/
東京都渋谷区笹塚 3-19-9

全校生徒に対する海外生の比率 約20%
英語習熟度別クラスの有無

「国際性豊かな若き淑女の育成」を目指す      
 グローバル・コンピテンシーを育てるという教育目標のもと、多彩な「探究学習」を展開しています。教科横断型授業や高大連携授業、国内フィールドワークを通して、環境問題や貧富の格差問題などサステナビリティ(持続可能性)の視点で問題意識を持ち、課題を解決できる女性を育てています。生徒は異性を気にせずのびのびと学び、自分たちの力でやり遂げる行動力や実行力を身につけていきます。

※富士見丘中学高等学校の詳細はこちらhttps://spring-js.com/japan/5496/

武庫川女子大学附属中学校・高等学校 
https://jhs.mukogawa-u.ac.jp/
兵庫県西宮市枝川町 4-16

全校生徒に対する海外生の比率 高等学校で各学年に数名程度
英語習熟度別クラスの有無 中学 一部、習熟度別授業を実施 高校

「全人教育」で社会へ飛び立つ原動力を養う   
本校には個性を尊重する雰囲気があり、バックグラウンドが異なる生徒たちにとって居心地の良い場所です。中高大一貫の大学附属校のため、進学に向けた学習を急ぐことなく取り組むことができ、「SOARグローバルサイエンスコース」、「SOAR探究コース」では、生徒一人ひとりのニーズに応じた文理の枠にとらわれない授業を展開します。また、探究活動や海外研修、短期留学を強化し、部活動と学習を両立させるなど、大学附属校だからこそできる一貫教育の魅力にあふれています。

 

桐光学園中学校・高等学校
http://www.toko.ed.jp/high/
神奈川県川崎市麻生区栗木 3丁目12番1号

全校生徒に対する海外生の比率 中学 10% 高校 12% 全体

11%

(学年によっては20%)

英語習熟度別クラスの有無

充実した環境のもと理解のプロセスに応じた教科指導を実践
男女の発達段階では脳の仕組みにより理解が異なるといわれており、最適な教育方法を各教科で実践しています。物理では女子の場合、教員が一緒に問題を解く授業が求められる一方、男子は問題に自由に取り組んだ後に教員が解法を教授することで理解度が上がる傾向があります。運動部20種、文化部32種の部活動、基礎から大学別入試対策まで600を超える講座の講習制度、「High Teach High」の授業を盛り込んだサンディエゴ研修やダブルディプロマ、グローバル併願なども用意しています。

※桐光学園中学校・高等学校の詳細はこちらhttps://www.spring-js.com/japan/school/5435/
 

2024年6月25日現在の情報です。最新情報は直接お問い合わせください。

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