幼稚園特集
シンガポールプレスクール お役立ちマップ・リスト(幼稚園・保育園など)(2021年1月現在 保存版)
日系園・ローカル園・インター園に お子さまを通わせる保護者に聞きました
お子さまの園生活は いかがですか。
選択肢が多いシンガポールの幼稚園選び。どのご家庭も、現在の園を決めるまでには迷いがあったようです。
そこで、今回Springでは、先輩ママ・パパたちにお話を聞きました。
Q 幼稚園を選んだ決め手は。
ローカル園パパ
学費がリーズナブルであることと、せっかく海外にいるので英語を身につけてほしいと思い決めました。
当地ならではの活動も多く、異文化に触れながら充実した毎日を過ごせています。
インター園パパ
いろいろな国籍や人種のお友だちがいるので、英語だけでなく国際的な視野を広げてほしいという思いで決めました。上の子も通っているため兄弟で長期休暇のスケジュールが合うことも助かります。
日系園パパ
上の子はインターの小学校、下の子は日系園に通っています。幼児期にはまず日本語を
きちんと話せるようにしたいと思い日系園に決めました。
Q シンガポールの幼稚園は早期教育で勉強に熱心な印象がありますが。
ローカル園ママ
勉強に熱心な印象です。年少でアルファベットが書けるようになりました。日系園から転園された方などは戸惑うようですが、娘は文字が書けるようになって喜んでいます。幼児期から勉強の習慣がつくことはありがたいと感じています。
インター園ママ
郊外にありますがキャンパスが広いため運動も勉強もバランスが取れている印象です。自宅から遠いため通園時間は長く疲れて帰ってきますが、生活のリズムとしてメリハリがついています。
日系園ママ
園にもよると思いますが、机に向かうお勉強の時間より、情操教育に力を入れている印象があります。ひらがなは習いましたが、遊びや工作、体を動かすことに重点を置いており、この年齢ならではの可愛い作品を持ち帰っています。
ローカル園ママ
送迎の負担や娘の体力を考慮した結果、自宅から近い園にしました。ローカル園によっては園庭がないところもあると聞きますが、室内遊具などは充実している印象です。
Q 日本語、英語、中国語など、語学の習得については?
ローカル園パパ
「日本語クラス」があり、英語、中国語、日本語とバランス良く学んでいる印象です。親としてはどれも中途半端になるのではと心配しているのですが、本人は楽しそうに三つの言語を話しています。
インター園パパ
園ではほぼ英語なので、自然と英語で話す機会が増えてきました。外国語と意識せずに英語に触れられるのは魅力だと感じています。家では読み聞かせや普段の会話で日本語力を高められるように意識しています。
日系園パパ
ネイティブの先生もいるため英語も話せますが、普段は日本語を話しています。当地では日本文化に触れる機会が少ないですが、園で季節の行事を行ってくれることで少しは理解しているようです。
インター園ママ
日本人として常識的なことを意外と知らなかったりしますね。先日息子に「こいのぼりってなに?」と聞かれました。
Q コロナ禍での対応は?
ローカル園ママ
英語、中国語、日本語の先生が毎日アクティビティの動画を配信してくれました。事前に毎日の予定表とアクティビティで使用するクラフトの材料や単語カードなどが配布されたので、生活必需品のお店しか開いていない中でとても助かりました。
インター園ママ
オンライン授業への対応が早かったです。iPadが支給され、毎日アプリ上にアクティビティがアップされたので休園中でも飽きずに過ごせました。また、毎日先生やクラスメイトとのオンラインミーティングが行われるなど、通常時と変わらない感じでした。
日系園ママ
登園が再開した現在では、入念な体温チェックに加え、テーブルにアクリル板が設置されており、食事を含め安心して過ごせるように対応されています。現在は園への立ち入りは禁止のため、動画で子どもたちの様子を見ています。
Q 入園前には気づかなかった、意外に思ったことなどは?
ローカル園ママ
旧正月やディパバリ、夏祭りなど行事ごとに衣装を用意しています。シンガポールならではの行事を体験できて楽しいです。事前に衣装を購入できるお店などを探しておくと良いと思います。
インター園ママ
文房具などは園のものを共有して使うため、自分の持ち物を大切にする習慣が身につくか心配です。園からの連絡はすべてアプリ経由のため、大切なお知らせを見逃さないよう気をつけています。
日系園ママ
当地でも日本特有の準備品(上履きやスモッグなど)は必要でした。売っている場所も限られるため、日系デパートで購入するか日本から取り寄せるなどして揃えました。
幼稚園選びのチェックリスト
園見学やお問い合わせの際には、気になっている項目を事前にリストアップしておくことがおすすめです。
- 保育方針
- 保育言語(日本語クラスなど)
- 保育時間(半日保育、延長保育など)
- 園の規模、雰囲気
- 1日のスケジュール(お昼寝時間など)
- 1クラスの園児数(日本人の割合)
- 日本人教員・職員の有無
- 入学金、学費、設備費、支払方法など
- 長期休暇の時期
- 園バスのルートと乗車時間
- 園庭、室内プレイグラウンド、プールなどの有無
- 給食・おやつ・アレルギー対策など
- 放課後プログラムの内容や料金など
- トイレトレーニングの有無
- シャワー設備
- イベントや保護者の参加内容
よくある質問にお答えします!
プレスクールQ&A
※詳細は各園にお問い合わせください。
Q. シンガポールの入園時期はいつですか?
A. 日系幼稚園は4月、ローカル園は1月が多く、またインター園は8月や9月など園によってもさまざまです。年間を通して入園を受け入れている園も多くあります。長期休みの時期や長さも異なりますので、予め年間スケジュールを確認することをおすすめします。
Q. 入園対象年齢は何歳からですか?
A. シンガポールには、日本の3年保育とは異なり、0歳児から6歳までを対象に受け入れている園もあります。お子さまの年齢に沿った園をお選びいただくことができます。
Q. 保育時間について教えてください。
A. 園によりさまざまですが、概ね日系園9:00~15:00、インター園8:30~15:30、その他の園(ローカル園含む)7:00~19:00が基本です。ローカル園では保育園の機能を兼ね、朝7:00から預かり、メインプログラムは8:00~9:00開始という園も多いようです。また、半日保育や放課後プログラムを実施している場合もあります。詳細は各園へお問い合わせください。
Q. 園のカリキュラムにはどのようなものがあるのでしょうか。
A. 国際バカロレア(IB)の幼稚園・小学校向けプログラムPYP(Primary Years Programme)や、モンテッソーリ教育、レッジョ・エミリア教育など、園ごとに教育方針もさまざまです。複数のカリキュラムを組み合わせ、独自のカリキュラムを実施している園もあります。見学の際にぜひ詳しくご確認ください。