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ウィルス性のイボ

2021.09.16

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Kids’ Health
~ウィルス性のイボ~

自覚症状がないウィルス性イボはつい軽視しがちです。気が付かない間に数が増え、大きくなったという方もいらっしゃることでしょう。ウィルス性のイボの原因と治療法について皮膚科医の先生にお聞きしました。

Kids' Health ~ウィルス性のイボ~

ニホンプレミアムクリニック 菊地 夕子 先生

Q. ウィルス性のイボとは?

A. ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染が原因

子どもの手や足の裏に魚の目のようなイボができることがあります。痛みなどの自覚症状がなく、長く放置されがちです。イボの数が増え、大きくなって初めて気が付き、受診されることが多い皮膚病です。
このイボは、ヒトパピローマウィルス(HPV)への感染によってできます。ウィルスが皮膚にできた微細なキズから入り込み、3~6カ月を経てイボをつくります。子どもに多く、キズがつきやすい手のひらや足の裏によくみられます。皮膚にキズができると、イボが広がりやすくなります。アトピー性皮膚炎などがあり湿疹を引っ掻くことが多い方や、手荒れや髭剃り負けがある方はたくさん傷があるので要注意です。またイボのできた手で触っているうちに他の部位にうつることもあります。

Q. どのような治療を行いますか?

A. 液体窒素による凍結療法が一般的

最も一般的な治療法は、液体窒素による凍結療法です。イボの部位に液体窒素をつけて、ウィルスに侵されている患部を急激に凍らせる「低温やけど治療」です。ウィルスの発生源である皮膚の浅い部分の表皮細胞を破壊して、かさぶたにして治していきます。1~2週間に1度凍結療法を繰り返すことでウィルスを除去します。角層が厚い場合はサリチル酸のシールを貼ることで組織を柔らかくし、柔らかくなった角層を削ってから凍結治療を行います。凍結療法には痛みが伴いますので、痛みに弱い方には、治療前に麻酔のクリームを塗り、治療後に痛み止めの内服などで痛みを和らげます。
 
Q. イボの数が多く定期的な通院が難しい場合は?

A. 内服や電気メスでの除去

イボが多い場合は、免疫の働きを高めるヨクイニンエキス錠の内服をおすすめすることもあります。免疫細胞の一つであるナチュラルキラー細胞を活性化する作用があり、苦味は無くお子さんにも飲みやすい薬です。
定期的な治療が困難である場合や、とても大きく深い難治性のイボの場合は、局所麻酔で外科的に電気メスでの除去を行うこともあります。
イボは、ウイルス(HPV)が感染してできる皮膚や粘膜の病気です。手をつないだりすることで「うつる・うつす」可能性がありますので、早期発見・早期治療をおすすめします。

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