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シンガポール公立小学校 徹底解説

シンガポール公立小学校 徹底解説

2013.07.25

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◎ 公立校に通わせる日本人の皆さんに聞きました

  現地公立校で学ぶということは、現地の常識・環境に身を置くことを意味します。シンガポールの場合、生徒は毎朝、国旗掲揚、国歌斉唱、国民としての誓い(National Pledge)を立て、シンガポール人としての価値観を習います。実際日本人が通った場合、どのような点が大きな違いとなるのでしょうか。実際にお子さまを公立校に通わせる日本人の親御さんに聞きました。

公立校に通わせる日本人の皆さんに聞きました。

◎公立校に決めた理由は?
◎家庭での学習について
◎公立校で戸惑ったことは?

Aさん一家の場合( 5年前後滞在予定)

理由:英国や米国に駐在した知り合いが現地公立校にお世話になっていたので、自分たちがシンガポール駐在になって子どもたちを公立校に通わせることは自然な選択でした。ローカル幼稚園を経て小学1年生から入学できたので、英語・中国語ともに比較的スムーズになじめたと思います。授業料がインター校などと比べて安いのも魅力的でした。

家庭学習:中国語だけ家庭教師をつけています。PSLEについて比較的ゆったり構えているのは、駐在予定が数年のためです(小学校卒業前後か中学・高校のいずれかのタイミングで他国か日本に移動予定)。普段は塾に通わせ、長期休暇中に一時帰国し、日本の小学校に通わせています。友人は補習校や通信教育を受けている人も多いです。

戸惑った点:学校や地域により、校風や学習量もさまざまのようです。シンガポール人は共働きの家庭が多いようですが、日本人のお母さん仲間を見る限り専業主婦が多いので、子どもの学習を見てあげる余裕があるようにも思います。インター校よりも生徒の出入りが少ないと思っていましたが、同級生がシンガポール国内で転校するケースも多々あり、意外でした。

Bさん一家の場合(長期滞在予定)

理由:これからの時代英語だけでなく中国語ができることは必ずプラスになると思い選びました。シンガポールに長期滞在するので、生徒の転校が多いインター校や日本人学校よりも、現地校で長期的な友人関係を築いて欲しいと考えました。

家庭学習:PSLEにむけ努力させたいので、英・中・算で家庭教師をつけています。また、日本語補習授業校にも通わせています。 芸術系・スポーツ系のお稽古が好きなので、勉強とのバランスを考えながら続けていますが、時間のやりくりに苦労しています。

戸惑ったこと:多民族国家で価値観が違うことが当たり前なので、あまり違和感はありませんでした。あえて言うならば掃除の時間がないことくらいでしょうか。ただ、毎年2月のTotal Defence Day(全面国防の日)では、学校で日本軍が占拠していた時代のことを赤裸々に取り上げるので、日本人なりの歴史観を親子で話し合うようにしています。

 ◎Spring編集部より

 公立校でのタイトなスケジュールや、PSLEの大変さが強調される中で、実際に通わせている日本人の親御さんの感じ方はさまざまのようです。それは学校によって校風や学習量が大きく異なるうえ、小学校卒業後にシンガポールで進学するか否かの進路によって取り組み方に差があるからだと感じました。

 国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)や生徒の学習到達度調査(PISA)などの国際的な教育指標で上位にランクインしているシンガポールの教育については、今後も注目していきたいと思います。

※2013年6月25日現在の情報です
※入学情報・その他の詳細につきましては関連機関にお問い合わせの上、ご判断ください。

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