学校・幼稚園コラム
第25回 補習授業校での学び

シンガポール補習校の広場
第25回 補習授業校での学び
本校の子どもたちは、平日に現地校やインターナショナルスクールへ通っています。メイン校での学習や宿題などで多忙ではありますが、補習校でも相当量の宿題が子どもたちに課されています。これは、日本の学習指導要領による国語の標準時数よりも、本校の時数が下回っているのを補うための方策の一つです。子どもたちはもちろんのこと、ご家庭でのサポートも相当大変なことでしょう。しかしここでの頑張りは、一人ひとりが将来の夢を実現させるための大きな財産になるものと信じ、教員たちも子どもたちを励ましています。

私が補習校に来ている理由
小学部 6年 中尾 凛
最初は、お父さんやお母さんの希望で補習校に通い始めました。でも、だんだんと、「補習校に行く」だけではなく「補習校に行きたい」と思い始めました。
以前、補習校の宿題の一部をやり忘れ、お母さんに伝えたことがありました。気付いたときは補習校当日の朝なので、お母さんが怒り「宿題をしていないなら補習校には行けない」と言われました。それに対して、私は思わず「行きたい、行きたい」とずっと言い、そんな自分にびっくりしました。
補習校のみんなは優しいし、心地が良いです。クラスの人数もメイン校の半分ぐらいで、質問するのに怖がらなくてよく、勉強が思ったよりも楽しいです。
この作文を書きながら、私を補習校に通わせてくれているお父さんとお母さんに感謝の思いでいっぱいになりました。ぜひ、6年生を卒業して、中学もみんなでJSS(シンガポール日本語補習授業校)に通いたいです。

補習校職員の仕事は「未来の日本や世界を創る人を創る仕事」です。これを合言葉に、これからも全力で学びを支えていきたいです。

本校では教員(担任・副担任)を募集しています。
ご関心のある方は以下URLよりお気軽にお問い合せください。
https://www.jss.edu.sg/recruit

※2023年11月25日現在の情報です。最新情報は各機関に直接ご確認ください。

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