学校・幼稚園コラム
第55回 中学部

シンガポール日本人学校の広場
令和5年度のさまざまな取り組み
今年度も、7ヵ月が過ぎようとしています。日々過ごす時間はそれなりの長さを感じますが、振り返ってみるとそれぞれの取り組みで今年も大きな足跡を残してきました。
コロナ禍に入学した現在の3年生も最上級生となり、学校のリーダーとして活躍しています。

■ 体育大会と獅和祭(文化祭)を実施
6月には体育大会、9月には本校の文化祭である獅和祭(しおんさい) と、二つの大きな行事を終えました。両方の行事に共通するのは一人ひとりの力を集約してより強固なチームワークをつくりあげ、クラスや学年さらには学年の壁を越えた絆を築くことにあります。
今年の体育大会は「タンピネス・ハブ」という屋内施設で実施しました。生徒たちが熱中症などにならず全力を出し切れることと、突然のスコールによる中断や延期を防ぐ目的がありました。各学年種目の他に、色別に分かれた「団」ごとのチアリングを取り入れています。ゴールデンウィークから3年生が振り付けを考え、1・2年生に伝えて全体を完成させました。

獅和祭は、短い練習期間ながら各クラスで協力し合い美しいハーモニーを奏でた「合唱コンクール」と個性を生かした午後の「有志発表」がありました。午前と午後では全く違う雰囲気でしたが、そのコントラストも本校生徒の「切替えの力」を証明するものでした。

■ 今後の取り組み
令和5年度も後半となり、各学年はそれぞれの取組みを実施しています。1年生は1月の野外活動、2年生は修学旅行と職場体験学習があります。そして、3年生はそれぞれが自分の進路希望を実現するための受験の時期となります。目標の達成には越えなければならないハードルがありますが、日常の学校生活とその延長線上にある行事で培った力を十分に発揮して、実りの3学期を迎えてほしいと思います。


※2023年11月25日現在の情報です。最新情報は各機関に直接ご確認ください。

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